進路実績  2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度




自分の興味、関心だけでなく色々な角度から自分の能力、適性などを発見し、よりよい進路選択ができるよう、さまざまな取り組みをしています。


1年・2年で行っています。大学・短大・専門学校に出かけて行き、模擬授業を受けたり、学校の説明を受けたりして自分の視野を広げます。この体験が3年生の進路決定に与える影響は大きいようです。


大学、短大、専門学校の先生方が来校し、1年生は大学、短大の学部や学科の内容を詳しく説明していただいたり、専門学校の資格と仕事の内容について説明していただいたりします。2年生は大学、短大の専門分野に分かれて卒業生や3年生ですでに進路が決まった人の体験談とアドバイスを聞きます。就職希望者も先輩のアドバイスと就職の心構えを聞きます。専門学校希望者は分野ごとに専門学校先生方から仕事の実際について具体的に学びます。先輩の受験アドバイスは毎年好評で、「自分も先輩のようになりたい。」と皆やる気になってきます。

            



1年生と2年生の希望者対象に「センター模試」を本校で行います。毎年視聴覚教室に希望者が集まり、最後まで真剣に受験しています。


2月の模擬試験を受験した1年、2年の生徒と進学希望者対象に、予備校の先生から受験勉強についてのアドバイスをしていただきます。模擬試験の成績もその場で返却し、データの分析をしていただきます。特に2年生から3年生に向けて春休みの勉強のきっかけになっています。

            



3年6月〜7月。3年9月〜10月。1年・2年1月〜2月。毎週土曜日1回90分の講習。各期間5回で完結。希望者対象に予備校の先生の講習を受けることができます。テキスト代と講習料は少しかかりますが、予備校の講習よりはるかに安い。また、講師の先生の授業はわかりやすくておもしろいと生徒に好評です。この講習を受けて勉強のしかたが分かり、志望校に合格した人は多いです。部活の合間をぬってみな真剣に受講しています。

            



生徒ひとりひとりと向き合い、じっくり話を聞いて指導をしていくことを目指しています。「大学・短大」だけでなく「就職」「公務員」「看護医療」「専門学校」など生徒の希望に応じた個別指導ができるよう、進路指導室では多くの資料を用意しています。

進路指導室の隣には「自習室」があります。放課後1人で静かに勉強する人のための部屋です。

            



平成25年から、希望者を募って勉強合宿を実施しています。
参加した生徒たちは「違う環境で集中して勉強ができて良かった」と言っています。
自学自習できる習慣を身に付けさせるサポートです。


            



森 麻奈美 32期生2010年度卒業(大阪市立東淀中学校出身)
同志社女子大学現代社会学部卒業


入学当初、茨西が大嫌いでした。
これから3年間どうやって過ごすのか考えた時、
茨西をもっと好きになれるように自分で学校を変えよう。
と生徒会活動に全力を注いできました。
いつも生徒のために頑張っている先生方や一緒に茨西を盛り上げようとしてくれる仲間、
いつも見守ってくださる地域の方々などの存在を知ることで
母校に対する誇りが自然と生まれていました。
卒業まで最後の1年となったとき「茨西PRIDE」が生まれました。
“自分の母校に誇りを持とう”気がつけば誰よりも茨西が大好きになり、
いつか茨西にこの恩を返したいと思うようになりました。
教育実習生として2週間お世話になり、もう一度茨西へ通えたのがとても良い思い出になりました。
            


西出 真弥 27期生2005年度卒業(吹田市立古江台中学校出身)
京都嵯峨芸術大学卒業 平成24年度 茨木西高校 美術講師
平成25年度より 中学校教諭


「教師を目指したきっかけは、美術の授業で大変お世話になった先生の存在です。
怪我でサッカーを続けることができず、進路で悩んでいた私の背中を押してくれたのが先生でした。
そして今の自分がいます。
たくさんの仲間や先生に支えられ、最高の高校生活を過ごすことができました!
3年間の思い出は今でも忘れられません。」
            


坂梨 良太 19期生1997年度卒業(茨木市立茨木西中学校出身)
日本体育大学卒業 平成19年度より茨木西高校 保健体育科教諭


私の高校時代は決して褒められたものではありませんでした。
特に目標もなく日々淡々と生活を送っており、その時が楽しければ良いというような考え方でした。
そんな中、3年生の夏間近、進路について真剣に考える時期に来ていました。
当時、万博競技場の1階部分にあったトレーニングセンターで
トレーニングをしていた私は1人の人と出会いました。
その人は当時のオリンピック(アトランタ)をハードルでの出場を目指し、
日々努力している方でした。
オリンピックの標準記録突破まで、0.03秒でした。
その人の努力している姿を見たとき、今までの自分の高校生活を思い返し、
なんと堕落した生活をしていたのだろうと考えさせられました。
目標を持ち、目標に向かって努力することの大切さを痛感させられた瞬間でした。
その方は残念ながらオリンピックに出場することはできませんでしたが、
その方が努力されている姿は、私の中では一生消えることのない輝いた姿でした。
そして考えた末、自分の中で出た答えは「教師」になろうでした。
教師になって生徒達に自分と同じような高校生活を過ごさせないようにしようと考えました。
そして、人より努力するタイミングが遅かった私は当然1年目の入試は全ての大学が不合格でした。
そこから1年、トレーニングと勉強を全力で行い、目標であった日本体育大学に合格しました。
これが私の夢へのスタート地点となりました。
それから約15年、現在私は母校の茨木西高校で勤務させていただいております。
西校生には今がよければよいという考え方ではなく、
1つの物事に全力で努力することの大切さを伝えていきたいと考えております。