2月中旬の植物

立春を過ぎると、陽ざしはますます強くなる。しかし、その明るさとはうらはらに強い冷え込みがやってきて霜も降る。カタバミ、ムラサキカタバミ、スイバの葉は 霜に痛んでいた。ヒメジョオンも結実しないまま、霜に痛んでいる。ハルノノゲシのロゼットは上方へ伸び始めている、タガラシは霜の降りない水面から、 少し立ち上がってきた。シャガは地下茎から頑丈な新しい葉を伸ばしてきた。分厚く頑丈な葉をもつスイセンはこの寒中でも花をつける。花弁が八重になっている 株では、他の八重咲きの植物と同じく、雄しべが花弁に変化しているようだ。カスマグサ、シロツメグサ、ヒメオドリコソウはまだ地面に這っている。この光あふれる寒中に、 オオイヌノフグリ、コハコベ、オランダミミナグサ、スズメノカタビラは早くも開花している。茨木市で撮影。

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エンドウ
マメ科
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オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科
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オランダミミナグサ
ナデシコ科
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カスマグサ
マメ科

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カタバミ
カタバミ科
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コハコベ
ナデシコ科
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シャガ
アヤメ科
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シロツメクサ
マメ科

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スイセン
ヒガンバナ科
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ムラサキカタバミ
カタバミ科
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スイバ
タデ科
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スズメノカタビラ
イネ科

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タガラシ
キンポウゲ科
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ハルノノゲシ
キク科
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ヒメオドリコソウ
シソ科
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ヒメジョオン
キク科