5月中旬の植物(その2)
クスノキは学校や公園でよく見られる常緑樹で、その名前を知っている人は多いけれど、小さな白い花を5月に咲かす事を知る人は少ない。イスノキの葉には赤いふくらみがある、これは昆虫が葉の中に入りこんで作った「虫えい」である、野外でイスノキを識別するのにとても役立つ。ウツギ(別名卯の花)は低木になる。奥の細道で松尾芭蕉が読んだ卯の花もこれだろうか。バショウはバショウ科の植物で、芭蕉布を織るための繊維を取る植物であって、沖縄ではよく栽培されている。バナナは、これと同じ科で東南アジア原産の種である。茨木市で撮影