9月上旬の植物

オオカナダモは中学校・高校の理科教育で細胞の観察・原形質流動の観察に使われているので、その名を知る人は多い。藻と呼ばれるが、これはれっきとした被子植物で、このような白い花を水上に咲かせる。陸上植物の中で、最も陸の環境に適応した被子植物が水中にもどった例はその他にもある 。陸上植物のもつ根・茎・葉のうち、砂泥に植物体を固定できる根をもったことが、その他の海藻(sea weed)が利用できなかった砂泥底環境を利用可能にした。 同じトチカガミ科のウミヒルモは天神崎の海底に棲息する。アマモ科のアマモは海中の砂泥底で大きな群落を形成する。 沖縄近海に棲息するジュゴンはこのような海草(sea grass)を主食とするので、その保護には海草群落の保全が欠かせない。茨木市水と寝屋川市で撮影。

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アオゲイトウ
ヒユ科
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アゼトウガラシ
ゴマノハグサ科
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アレチヌスビトハギ
マメ科
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イヌタデ
タデ科

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イヌホオズキ
ナス科
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オオイヌタデ
タデ科
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オオカナダモ
トチカガミ科
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カンナ
カンナ科

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スベリヒユ
スベリヒユ科
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アメリカセンダングサ
キク科
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タマガヤツリ
カヤツリグサ科
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ニンニク
ユリ科

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ヒメジョオン
キク科
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ササバモ
ヒルムシロ科
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ホソアオゲイトウ
ヒユ科