8月 水田 水路 井戸 etc...
菜園ゾーンでは、菊菜、チシャ、コリアンダを栽培し始めていただいています。隣の畝にはニラ、そして苗から植えた白菜、キャベツもあるので、ここでできた野菜を使った何かおいしいものができそうな予感がしています。写真以外にも、サツマイモ,菜の花、若ごぼう、大根、ニンジン、ほうれん草、イチゴも育てています。
9月 池整備 木道 etc...
11月 芝能 山桜・山紅葉植え etc...
11月2日(月)、前日の雨も上がり、夢の「第二グランドの芝生での芝能」が実現することになりました。ただ、この日は気圧配置が冬型への変わり目で西風が強く、本来なら準備していただく予定であった、蜘蛛の巣の背景や柱はない形で演じていただくことになりました。テントの幔幕も、テント自体が風で持ち上がるかというような強風の中、悪戦苦闘しながらようやく張ったのでした。竹で舞台を囲い、生徒作の灯籠も並べ、演者の立ち回りの打ち合わせも入念に行われました。第一部のワークショップは剣道場で、山中さんから能の歴史や八尾と能の関わりなどのお話、上田さんから笛、小鼓、大鼓、太鼓についての説明、そして高安流大鼓奏者の高野さんに指導いただき本校生4名が大鼓を実際に打たせていただきました。上手にいい音色を出してくれました。
第二部の芝能は、第二グランドの芝生で「土蜘蛛」を半能という形で見せていただきました。間近で見せていただいた能楽は、囃子方の凛とした演奏、山中さん演じるシテ方の土蜘蛛と高安流ワキ方有松さん演じる武者、朗と響く謡。絢爛な紅白の能装束以外は、シンプルな衣装や楽器で構成され、むしろ余計なもののない「能楽という芸術」の奥行きの深さを感じさせる素晴らしいものでした。この演目の見せ場の「蜘蛛の糸」も強い風で一層の迫力がありました。
11月18日(水)の授業では、大阪府中部農と緑の総合事務所地域政策室の宅見さんの指導の下で、苗床を耕し、上にかける砂をふるい、2畝整備することができました。ここに、南側にはかえでの種を、北側には山桜の種を5〜10cm間隔で蒔きました。山桜も楓も高安山に生えている木から落ちた種を集めたもので、今後、本校でしっかり芽を出し、順調に成長した苗を再び高安山に戻し、高安山のふもとに桜の屏風を演出しようという、長期構想の一環として取り組まれます。うまくいけば、来年、3月ごろに発芽が確認できるかもしれません。
また、ビオトープの菜園ゾーンで掘れたサツマイモで焼き芋もつくりました。イモは新聞紙に包んでから水に浸し、それをアルミホイルで包んで、火に入れました。味は良かったようです。
右側の写真は、今後作る予定のハンドボールゴールを利用した温室の扉にする予定の他校からもらった古い扉です。屋根も工夫して、さて、どんな温室ができるか、期待していてください。
10月 稲の収穫 パンジー育苗 etc...
稲の収穫を行いました。台を作り、刈り取った苗を束ねて干しています。しばらくの間、乾燥をさせてから脱穀を行う予定です。
10月28日(水)のビオトープで学ぼうの授業では、大阪府八尾土木事務所の4人の方に指導していただきながら、パンジーの苗500株を発芽小ポットから生育中ポットに移す作業をしました。
今後、本校で水撒きや手入れをしながら、12月末から2月の開花を目指していきます。その後、250株は地域の方々にお配りし、残り250株を本校で利用させていただく予定です。
10月22日(木)は、1年生の社扉交流会行事で、ビオトープを使っていただいたり、28日(水)のビオトープで学ぼうの授業では、池や水路ゾーンの整備をし、その際にいろいろなヤゴも観察できました。