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平成24年度 学校経営計画及び学校評価

1. 目指す学校像

多文化社会に生きるリージョナル(地域の)リーダーの育成。

学ぶ力をつける・・・・・・授業・部活動・地域連携・高大連携・家庭

<学び合う桜塚>

  • 自ら学ぶという主体性、学び合うという「互恵(互敬)関係」を学校生活・家庭生活全般で実践していく。
  • 授業を通じて生徒は教師から学び、教師も生徒から学ぶこと大。教師同士も学びあうことで生徒の成長に寄与する。
  • 部活動を通じて、生徒・教師それぞれが、専門家や他校から学ぶ姿勢を持つことで「学び合う」。
  • 地域や大学等、外の社会から学ぶ姿勢を持ち、同好の友人とも「学び合う」。
  • 家庭でも、子供と保護者が互いに「学び合う」姿勢でコミュニケーションの力を育成する。

人間力をつける・・・挨拶・礼儀・そうぞう(想像・創造)力・勇気・挑戦・協働・互恵・互敬・多文化共生

<人間力育成の桜塚>

  • 桜塚生が持つ美質(時間厳守等の規範意識・温かさ・優しさを併せ持つ)をよりよく生きる力に
  • 挑戦することで能力を発見し、そうぞう性豊かな人生に。現状を切り開く力ある生徒の育成。
  • 体験(踏み出す勇気)が自己実現につながり、進路実現につながる。体と心で受けとめる将来展望を。
  • 授業や体験活動で学ぶ様々な文化を咀嚼し、理解しようとする心を養う。

2 中期的目標

多文化社会に生きるリージョナル(地域の)リーダー育成のために

1. 学ぶ力をつける

  • (1) 正課授業の集中度を高め、生徒の授業満足度が教員の自己評価に限りなく近づけるよう研鑽努力する。
  • (2) 大職員室を活用し、訪れた生徒が目的教科以外の教員の指導も受けやすい環境をつくる。
  • (3) 実力テストの見直しをはかり進路意欲の向上を図る。
  • (4) 基礎的学力の強化 1学期終了段階で英語・数学・国語のやり直し補講をおこない、2学期以降の随時・個別の指導や生徒の家庭学習活動を支援・強化する。
  • (5) 放課後講習の組織化と拡大
    3年生は各教科による準備された曜日ごとの異なる講習体制を確立する。1,2年生は5時半以降1時間程度の補習・講習・自習時間を希望者に確保していく。
  • (6) 土曜日講習の実施 進学塾、OB有志、教員有志により希望者対象特別講座を実施、オール桜塚体制で支援する。

※ 学校教育自己診断の生徒評価を真摯に受け止め、「授業の桜塚」を標榜した証を数字で表せる回復を期す。(毎年5%上昇をめざす)

2. 人間力をつける

  • (1) 大職員室を活用して教員と生徒の密なコミュニケーションを確立する。(始業前・業間・昼休み・放課後の相談及び質問)
  • (2) 正課授業や部活動その他の機会において地域連携・地域貢献活動・国際交流活動を行うことで異世代・異文化との交流に生徒が参画し、教員は活動を支援・促進する
  • (3) 全・定併置校の特色を活かし、互いの協力関係を密にする。全・定協働のためのプロジェクトチームを立ち上げ、有効有意な関係を構築する。
  • (4) (3)の進展に合わせて、自治会活動の全・定連携をめざし、互いの相互理解・互恵関係を構築する定期的な連絡・協議会を開催する。

※学校教育自己診断におけるそれぞれの評価活動を点検し、生徒の人間力を高める計画の立案と実行を図る。
(進路相談・教育相談への生徒評価及び自分の成長を実感する項目で、5%上昇をめざす)

3. 地域の信頼される学校としての桜塚を促進・広報する

  • (1) オール桜塚の桜塚人材バンクを活用し、OB,地域の有志と連携した事業を展開する。
  • (2) 多文化社会を実感・体験するため国際理解教育や人権教育活動への積極的な参画を促進する。
  • (3) 豊中市役所をはじめとする公的機関、団体との連携をさらに充実させ、生徒の社会経験知の向上を図る。

※学校教育自己診断において生徒の自己評価の低かった地域活動をさらに周知し、生徒の力に替え、地域の信頼の一層の獲得を図る。
(地域連携参加生徒数の20%増をめざし、評価も5%上昇をめざす)

【学校教育自己診断の結果と分析・学校協議会からの意見】

学校教育自己診断の結果と分析 学校協議会からの意見
















本年度の取組内容及び自己評価

中期的目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標 自己評価
1 学ぶ力

(1)週当たり時間数の増に伴う授業改善




(2)実力テストの改善



(3)基礎学力の向上

(4)学習指導法の検討

(5)家庭との密な連携

(6)放課後講習の充実


(7)土曜講習の開拓

  • 7時限授業の増に伴う、国語(1年)・数学(数学)・受験科目(3年)の学習機会増
  • 学校協議委員、保護者による授業見学の機会増(学外の方による改善点の指摘)
  • 1,2年生の夏期課題考査を模擬試験に改定
  • 学力生活実態調査の回数増と全学年実施
  • 進路情報のきめ細かい発信
  • 1年生1学期終了後の夏期重点講習
  • 盆休み中の講座開設
  • 教員間の授業見学交流の増大(内部研修)
  • 教科ごとの指導法意見交換の増大(内部研修)
  • 4月中の保護者への「方針説明」(1年)
  • 教員間の情報交換から家庭への連絡
  • 曜日毎の講習体制の調整・周知・徹底
  • 下校時刻後の講習を検討(部活動生徒向け等)

  • 進学塾・OB有志・本校教員の連携した講座の開拓をめざす
  • 過去同時期の生徒との学力比較。教員の実感から。
  • 授業見学回数及びアンケート


  • 授業見学回数とアンケート
  • 進学意欲と実績
  • 進路情報発信回数



  • 参加生徒数、出席率


  • 教員間の授業見学回数


  • 学校教育自己診断に見られる保護者の満足度等


  • 講習回数





  • 実施の形態、参加生徒数。

(すべての項目にわたって前年度比10%増をめざす)

2 人間力

(1)コミュニケーションの深化


(2)部活動の充実


(3)「志」学、人権教育内容の充実

(4)定時制との互恵関係

  • 大職員室の活用
  • 相談スペースの拡大(大職員室内のスペース及び隣接する新たな相談室の確保)と活用
  • 部活動終了時刻の均一化(これまでの完全下校時刻17:30を、毎日17:30まで活動とし、下校時刻を17:45とした)
  • 豊中市との連携事業、桜塚高校人材バンクを活用、充実した内容の企画を提示していく。
  • 教職員が協力することで同じ施設を共有する仲間意識や互いを思いやりあう意識を養っていく。(全定プロジェクトチームや全定協議会を通じて生徒にも意識を高めていく)
  • 生徒等使用人数
    (アンケートによる実数把握)

  • 部活動参加生徒の割合と自己診断の満足度の上昇




  • 連携事業の創出と確保



  • 全定プロジェクトチーム会議及び全定協議会・連絡会開催回数
    (すべての項目にわたって前年度比10%増をめざす)
3 地域連携

(1)多文化社会に生きるリーダー育成のために

国際理解と人権

豊中市各機関との連携








大学等との連携



(2)オール桜塚体制構築のために

オール桜塚支援体制(人材バンク)


HPの強化と充実

  • 豊中市とともに国際理解教育を核としたESDを軸に多文化共生事業に参画していく。
  • 土曜講座(市民講座、武道講座)の開催による市民と生徒等の交流
  • 豊中市教育委員会各機関との連携事業
  • 豊中市政策企画部、地域教育振興室、環境政策室、社会福祉協議会、危機管理室、国際交流協会等、豊中市各機関との連携事業を行う。
  • おかまち・まちづくり協議会、岡町・桜塚商業団体連合会との連携事業の継続
  • 大阪音楽大学との提携活動の継続
  • 大阪大学、関西大学との連携活動の継続
  • キャリア教育と進路実現につながる新たな連携の模索





  • 桜塚高校人材バンクの充実と拡大
  • 生徒、OB,教員が一体となった地域連携
    (枝垂れ桜の一般公開)
  • リニューアルしたHPのセキュリティを確保しつつ生徒の活躍情報・学校情報を公開していく。加えて地域交流の活性化につながる頻繁な更新。
  • 多文化社会に関わる講演・講習・協議会参加回数、生徒参画機会

  • 土曜講座 開催回数、参加人数

  • 参加人数

  • 事業数、参加人数





  • 事業展開の拡大(小学校等への広がり)

  • 本校学習活動との連携回数



  • 新規開拓






  • 名簿登載人数及び活用回数




  • アクセス回数、更新回数

(すべての項目にわたって前年度比10%増をめざす)


平成23年度 府立桜塚高等学校 評価報告書

1. 目指す学校像

多文化社会に生きるリージョナル(地域の)リーダーの育成。

学ぶ力をつける・・・・・・授業・部活動・地域連携・高大連携・家庭

<学び合う桜塚>

  • 自ら学ぶという主体性、学び合うという「互恵(互敬)関係」を学校生活・家庭生活全般で実践していく。
  • 授業を通じて生徒は教師から学び、教師も生徒から学ぶこと大。教師同士も学びあうことで生徒の成長に寄与する。
  • 部活動を通じて、生徒・教師それぞれが、専門家や他校から学ぶ姿勢を持つことで「学び合う」。
  • 地域や大学等、外の社会から学ぶ姿勢を持ち、同好の友人とも「学び合う」。
  • 家庭でも、子供と保護者が互いに「学び合う」姿勢でコミュニケーションの力を育成する。

人間力をつける・・・挨拶・礼儀・そうぞう(想像・創造)力・勇気・挑戦・協働・互恵・互敬・多文化共生

<人間力育成の桜塚>

  • 桜塚生が持つ美質(時間厳守等の規範意識・温かさ・優しさを併せ持つ)をよりよく生きる力に
  • 挑戦することで能力を発見し、そうぞう性豊かな人生に。現状を切り開く力ある生徒の育成。
  • 体験(踏み出す勇気)が自己実現につながり、進路実現につながる。体と心で受けとめる将来展望を。
  • 授業や体験活動で学ぶ様々な文化を咀嚼し、理解しようとする心を養う。

2.学校教育自己診断における結果と分析・学校協議会における提言内容

学校教育自己診断の結果と分析[平成23年12月実施分] 学校協議会における提言内容

【全体】

  • 生徒・保護者・教員の3者が桜塚の教育活動が期待や要望にかなうものであり、概ね満足している。生徒も保護者も学校の特色を認めてくれており(肯定的回答、生徒62%・保護者71%)、本校の教育活動を通じて生徒は成長しているという観点では概ね評価(生徒57%・保護者74%)を与えてくれている。

【生活指導・人権尊重・行事・部活動】

  • 生活指導(生徒60%・保護者82%)、人権尊重(生徒57%・保護者73%)、行事の工夫の有無(生徒69%・保護者73%・教員77%)、部活動への取組み(生徒76%・保護者83%)については、肯定的評価がいずれも高く、学校生活への満足度がうかがえる。ただ、自治会への生徒の参加意識は高くない(肯定28%、否定62%)。教員の支援体制(肯定77%)が高いにもかかわらず、生徒の意識をいかに高めるかが今後の課題である。

【進路・教育相談】

  • 進路情報のきめ細かい情報提供については、3者が概ね肯定(生徒58%・保護者56%・教員54%)しているが、否定的評価と「分からない」を加えると3者とも40%を越える。今後検討して改善する余地がある。教育相談は生徒・保護者の評価(肯定的回答、生徒45%・保護者47%)が低く「分からない」も共に20%を越えている。相談窓口の周知や保護者への情報提供をきめ細かくする必要がある。

【学習・授業】

  • 成績評価の適切さについては、生徒・保護者共に高い肯定的評価(生徒66%・保護者73%)であったが、「授業の分かりやすさ(生徒54%・教員88%)」「自分の考えをまとめたり、発表する機会の有無(生徒34%・教員63%)」「授業の教え方の工夫(生徒48%・教員87%)」では肯定度で30%以上の開きが生徒と教員の意識の間に見られた。生徒の『授業に参加する姿勢や予習状況』を問題にする必要はあるが、授業が一方通行になっていないか、生徒が主体的に参加できているか、プレゼンテーション・グループ学習・実験(実習)の効果的活用、生徒の興味・関心を惹きつける質問の仕方等、学習指導に関する様々な検討を行っていく必要がある。

【施設・設備】

  • 校舎や体育施設の整備については、保護者の評価(肯定49%・否定38%)がやや否定的であるが、3者がほぼ似通っている(肯定的回答、生徒55%・教員52%)。順次、老朽化した校舎・施設の設備面の補習・取替えを進めていくことが、生徒の安全で快適な学校生活という観点からも重要である。

【家庭との連携】

  • 学校から保護者への情報発信については、極めて高い評価(肯定81%)を保護者からいただいているが、家庭とのきめ細かい連絡や意思疎通では概ね肯定的評価(肯定58%)だが、否定的評価も31%あり見過ごせない。「迅速な対応」と「丁寧な意思疎通」「的確な説明責任」が学校に求められている時代である。今後より一層家庭との連携を密にとり、いつでも迅速に対応できる体制作りを整えておく必要がある。

第1回(7月25日)

○H23年度学校経営計画について

  • 昨年公私7:3の比率が崩れ、私立専願が急増し、23年度入学者選抜では、公立高校の定員割れが40校を超えた。こういう状況の中桜塚も生き残りをかけ今以上に学校像を明確にしていく必要がある。

○学び合う桜塚

①学力の向上

  • 平成23年3月の現役卒業生(63期生)の関関同立への合格者数が、昨年・一昨年の86人を大幅に上回る116人(35%増)の合格者を輩出した。この結果について、委員より「生徒たちは1年から輝いていたのではない。2・3年に学年が上がるにつけ自信を持つようになった。今後もこの結果に満足せず、将来を見据えた指導を着実に続けて欲しい。」との助言をいただく。

②人間力の向上

  • 岡町商店街での美術専攻生徒による横断幕アート(平成23年3月15日~4月30日)をはじめとして、ダンス部・軽音楽部・吹奏楽部・茶道部・筝曲部・写真部・英語クラブ(ESS)・家庭科クラブ・・ラグビー部等のクラブが豊中市やその他の地域、子ども会、老人会の行事やイベントに積極的に参加している。その話を受けて、「これからの時代は社会との結びつきを大事にして、いろんな人々との絆を深めていかなければならない。自分もできる限り協力するので、今後もこのような取組みをどんどん進めていって欲しい。」との激励の意見をいただく。
  • 自分をアピールできる場、発揮できる場を生徒たちは求めている。それは、学校外の社会や地域の中にたくさん存在する。場を提供すれば応える子もいる。桜塚の地域に貢献し地域に育ててもらうという方針には大賛成である。

第2回(2月20日)

○地域連携について

  • 11月19日の「桜塚高校フェスタ」を中心に、地域連携の拡がりについて説明。

○学校教育自己診断の分析結果について

  • 「桜塚高校の特色とは何かが、現在の段階では未だ明確ではない。文武両道だけでなく、はっきりしたイメージを打ち出す必要がある。」
  • 「地域との連携における意味づくりを考えて欲しい。教科や進路に反映されるようなものがあれば、さらに望ましい。」
  • 「授業の分かりやすさ、教え方の工夫等での生徒と教員の意識の大きな乖離については、今後、教員が授業改善にどのように取り組むかが鍵となる。参加体験型、グループ学習等の授業を増やしPISA型学力をつける取り組みを推進する必要がある。校内研修の中で、生徒参加型の教授法について研修をするのもひとつの試みである。」

○大職員室設置について

  • 大職員室設置に至る過程を説明し、協議会終了後1~3年の担任団が入る予定のOAフロア化された職員室を見学してもらう。驚嘆の声をいただく。

○国際交流事業について

  • 本校で初めての外国生徒ホームステイ受容れ事業を、外務省の「東アジア大交流計画」の一環で実施した。ベトナム生徒20名が引率者2名と共に11月19日に来校し、生徒宅で1泊2日の日本文化を体験した。翌日21日には、午後から授業体験の後、茶道・剣道等の部活を体験した。この試みについて、「ホストを経験した家族が、英語の必要性を感じただけでなく、受容れを通じて家族の絆を強めたり、ベトナム生徒の純粋な思いやりの心を学んだということは素晴らしい体験であり、今後もこのような企画を続けて欲しい。」と励ましの声をいただく。

3.本年度の取組内容及び自己評価

本年度の重点目標 具体的な取組内容 取組内容の自己評価
取組み① <オール桜塚体制の構築>H23-オール桜塚一体感の醸成 【大職員室の設置】
  • 大職員室設置検討委員会(教頭・事務部長・首席2名・事務職1名・学年主任3名、教務主任、情報1名)を校内に設置し、大職員室の構想(図面)と移動計画を作成(11月)
  • OAフロアを作り、ICT環境を整えることによって、イントラネット・ネットサーフィン等を誰もが利用できる職員室作りをめざした。(1月初旬)
  • 大職員室に隣接する資料室を改造し、重要資料の保管のみならず、生徒の相談スペースを確保し、集いやすいテーブルと椅子を設置した。(1月下旬)

同窓会(尚和会)・PTA・後援会(桜援会)の支援を得て、オール桜塚の力で完成する予定。(3月下旬)

【大職員室の設置】
  • 連絡会は8回にわたって行い、計画を練り上げた。
  • 学校協議会では、中期計画についてプレゼンテーションのリハーサルまでお付き合いいただき、支援していただいたにも関わらず、予算がつかず、計画は年度末まで大きくずれ込んだ。
  • したがって本事項への提言シート等の反映はできていない。来年度の持ち越しとする。(シートの提出は昨年並みで5割増しとはならなかった。)
  • 協議会・尚和会・PTA・桜援会との会合や連絡は、本件依頼のため、尚和会と5度、PTAもほぼ同回数、桜援会と2回行うことで協力をえられる事となった。
取組み② <学び合う桜塚>H23-「授業の桜塚」発展系 【学校で学ぶ】
  • 昨年に続き、全校レベルで組織的な授業アンケートを10月に実施した。
  • 体育祭・文化祭・修学旅行・合唱コンクール等の行事を通じて、生徒たちは友達や先輩から多くのことを学んだ。
  • 部活動への1年生の加入率は約80%、全体で75%と高く、生徒たちは先輩・後輩から様々な学びを経験した。

【地域から学ぶ】

  • 岩手県大槌町へ本校生11名、引率教員1名が8月末に豊中市の職員と共にボランティア活動に参加。(8月下旬)
  • 豊中市教育委員会・豊中市中央公民館との連携企画、「私のとっておきの桜塚高校」を公民館で実施した。美術専攻生徒・写真部が絵や写真をロビーに展示し、豊中市の専門家達が生徒たちと対談した。また、同じロビーで茶道部がお茶席を設け、筝曲部は演奏会を開いた。ダンス部によるダンス披露と小学生対象のダンスレッスン、美術専攻生による小学校低学年対象のクリスマスカード作りも同時開催した。(10月下旬)
  • 軽音楽部は、地域のイベントや行事に引っ張りだこの人気クラブの一つである。今回、学校近隣の岡町商店街の活性化を図るためにオリジナルの「岡町商店街の歌」を制作した。
  • ESSクラブ員が、豊中市中央公民館との連携で、小学校4年生を対象にした「英語で遊ぼう」の講師を引き受け、歌やゲーム・絵本の読み聞かせ等をして90分のレッスンをこなした。(1月中旬)

【進路実現の模索から学ぶ】

  • 今年度から1年生は「志学」の取り組みで、HRの時間を3時間使い、大学の「学部・学科調べ」を実施した。1年早期から進路への意識啓発を主体的に行わせることがねらいである。
  • 高大連携プログラム「関大ネックレスセミナー」に本校生2名が初めて参加した。

【家庭で学ぶ】

  • 昨年度の1年生から始まった英語科の「Weekend Homework」は、今年度1学年と2学年で実施した。
【学校で学ぶ】
  • 教科による多少の違いはあるが、英語の予習率はほぼ80%に近い。苦手意識が強い数学については、家庭学習が50~60%でやや低く来年は英語並みの数字を期待したい。
  • 体育祭は全員参加の団対抗応援合戦は壮大なパフォーマンスである。体育祭をはじめ学校行事への満足度は70%と高い。
  • 進路実績では関西大学合格者数30%増、関関同立合格者数も前年比約20%増となり健闘した。

【地域から学ぶ】

  • 大阪音楽大学との提携により、音大の学生・指導者が本校の吹奏楽部の指導に数回にわたって来てくれた。
  • ボランティアに参加した生徒たちは、2学期始業式の終了後、全校生徒の前で報告会を行った。また、文化祭でもボランティア活動の内容を写真と絵で報告した。大槌高校との交流は校長先生の豊中訪問もあり、結びつきがさらに強くなった。
  • 美術専攻生の活躍は言うまでもなく、他の文化系クラブが一堂に会して地域の人々と交流を図り、公民館活性化に寄与した。地域連携実績は200%以上のアップ。
  • 『おかまち桜いろ』と題された応援ソングは、誰もが歌えて、馴染みやすいノスタルジックな歌である。CD制作も実現し150枚製作、3/15横断幕アートとともにお披露目した。大好評である。
  • ESS生徒に加えて参加した生徒の以後の学習意欲が高まった。

【進路実現の模索から学ぶ】

  • 「志学」については試み初年度としては成功であった。9月末から、生徒自身がグループに分かれて大学の学部・学科調べをして模造紙にまとめ、クラスで発表した。
  • 初めてのであったが、2名とも修了証書をもらった。来年度は更に参加者を増やしたい。

【家庭で学ぶ】

  • 年30回に及ぶ課題は生徒の家庭での学習習慣定着に役立った。学校からの文書について81%の保護者が適切であると感じているが、進路に関する情報はまだ不十分との指摘があり改善を図っていく。