今日(8月7日)は「立秋(りっしゅう)」です。
暦の上では今日から秋の始まになります。しかし、みなさんの中には「え、こんなに暑いのに秋?」と驚いた人もいるかもしれませんね。まだまだ厳しい暑さが続く中で、秋の訪れを感じるのは難しいかもしれません。
それでも、この「立秋」は日本の伝統的な暦である「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつで、「秋の気配が立ち始める頃」とされています。一年を24に分け、自然の変化を生活に取り入れてきた先人たちの知恵が詰まっています。
この季節の節目は、単なる気候の変化を知らせるだけでなく、私たちの気持ちにも小さな区切りをもたらしてくれます。言い換えれば、「立秋から始まる、新たな気持ちのスイッチ」を入れるタイミングとも言えるでしょう。
夏休みの中盤、少し生活が緩んできたと感じている人は、今日をきっかけに気持ちを立て直してみてはどうでしょうか。早寝早起き、毎日の学びや運動、挨拶や感謝の言葉など、当たり前のことを丁寧に積み重ねていくことが、やがて自信や力となって返ってきます。
季節が静かに移ろうように、私たちもまた少しずつ成長しています。今日という立秋を、自分を整え直す節目として意識し、新しい気持ちで一日をスタートしてみましょう。
暑さには気をつけながらも、前向きに、充実した毎日を積み重ねてください。