1月18日に大阪府立成美高等学校にて、ライフ・サポート科の生徒7名が大阪府立
成美高等学校3年生福祉フィールド選択の生徒と共同学習を行いました。
共に福祉を学ぶ生徒が交互に相手を招き、それぞれが企画したレクリエーションを
通して交流を深めるという趣旨で毎年行っています。
成美高校へ向かう途中、生徒は交流を楽しみにする一方、コミュニケーションがとれ
るかどうか不安そうにしている様子でした。しかし、レクリエーションが進むにつれ、
緊張がほぐれ、筆談を用いて積極的にコミュニケーションを図ることができていました。
実施したレクリエーションには様々な福祉的観点が備わっていました。音声や手話を
用いずに、互いの誕生日を伝え合うという、聴力に影響されないものや、指先の動きだ
けで楽しめるゲーム、色や文字を瞬時に判断し、脳のトレーニングにつながるゲームなど、実に多岐にわたっていました。
交流終了後は、「楽しかった。」「終わってしまうのがさびしい。」と口々に答えていま
した。今回の共同学習で学んだレクリエーションのバリエーションや、健聴者との交流
の経験を、今後の学びに活かしていきたいです。