スーパーブルーブラッドムーン観測会

 皆さんこんにちは!地学部ブログ担当です。2018年、明けましておめでとうございます!これが年明け1発目の更新です。昨年は合宿に文化祭、地学発表会などの活動を行ってきた地学部ですが、今年も様々な活動を行っていきたいと思います!    

 年明け1発目の活動は天体観測です。1月31日(水)に行いました。狙いは皆既月食、月が地球の影に隠れる現象です。おまけにこの日は1月で2回目の満月であるブルームーンと月と地球の距離が少し近づき、月が大きく見えるスーパームーンが重なった「スーパーブルーブラッドムーン」が観測できるというのです。これが観測できるのは実に35年ぶりだそうです!

 当日は8時45分頃から天体望遠鏡などを持って行き、観測を始めました。場所は校舎の屋上。この時間まで学校に残るのは初めてです。現在は大学生、50期生の方々も来てくださいました。

 屋上に上がると雲が薄く張っていておぼろ月、オリオン座も見えます。どうやら月食が少し始まっているようで月が少し欠けています。9時30分頃、月がかなり欠けてきました。と、同時に雲も少しづつ厚くなっているようでオリオン座などの星が見えなくなってきました。9時40分頃、月がかなり欠けてきましたが雲が厚いせいなのか、黒ずんできました。オリオン座も見えません。そして9時50分頃、皆既月食になるはずの時間ですが、とうとう月が見えなくなってしまいました。

 その後、部室に戻り解散、10時過ぎに校舎を出て帰ろうとしたその時!空を見上げると月が赤く輝いているではありませんか!どうやら片付けを始めた直後に雲が晴れてきたようです。オリオン座もはっきりと見えます。望遠鏡で見ることができなかったのは残念ですが、肉眼でも十分観測はできました。まるで火星のように赤かったです。

 ちなみに月食自体は今年の7月末にも観測できるということなので、今回観測できなかった方も次は是非観測してみてください!

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