長かった2学期もようやく終業式を迎えました。
花高祭・文化の部から始まり、2年生は修学旅行もあり、盛りだくさんの2学期で
したが、皆さんにとって充実した毎日だったでしょうか?
終業式では私から、東京大学の中原淳教授の話を紹介し、「グローバル社会
を生き抜く覚悟をもつこと」について話しました。
・グローバル化、グローバル社会という言葉がよく聞かれるようになっているが、
実際に日本のグローバル化は刻一刻と進んでいること。
・グローバル社会というのは、「みんな同じ」ではなく、「みんなちがう」ということ
が大前提であること。なので、日本の文化に根付いている「阿吽の呼吸」とか
「察する」ということがなかなか通用しなくなっていくこと。
・なので、日本にとってグローバル化は脅威でもあり、教育の世界でも、「厳しい
グローバル社会を生き抜く生徒を育てるにはどうしたらいいか」ということが盛ん
に議論されていること。
・では、「みんなちがう」グローバル社会で大切なことは何か?!それは、多様な
人たちの集まりの中で、自分の意見を自分の言葉で語り、他人の言葉に耳を傾
け、そしてお互いが納得のいく答えや解決策を生み出していく、ということが必要
だということ。
・でもそれは、なかなか難しいことなので、高校生の今、皆さんにはその準備をし
てもらいたいということ。これから生きていくには、そういう覚悟が必要なんだとい
うことを心にとめてもらいたい。
というようなことを話しました。
「教科書にのってる知識を詰め込むだけでは、対応していけない。」ということは、
今までも言われていることですが、これからは、「知識をしっかり身に着けたうえで、
それを総動員して『みんなちがう』を前提としてコミュニケーションする力が必要だ」
ということです。
どうですか? なかなか厳しいですよね。
じっくりと力を蓄え、生きていかねばなりません!
終業式では、オーストラリアからの留学生フェイさんのお別れのあいさつもありま
した。花高での9か月、国際教養科の2年生のクラスに入り、バドミントン部にも所
属して、日本の高校生活を満喫したようです。「ほんま、ありがとう」「めっちゃ楽し
かったです」など大阪弁もしっかりマスターしています。
1月7日には、校長室で修了式をする予定です。