以前の支援ブログでもご案内いたしましたが、第2回中河内ブロック研修会を1月7日(月)に東大阪市立男女共同参画センター・イコーラムにて実施しました。今年度は会場がほぼ満席となる191名の教職員の方々にご参加いただきました。
今回の研修会では、梅花女子大学/大学院の伊丹昌一教授を講師としてお迎えし、「全ての子どもを幸せな大人に!」という演題でご講演いただきました。事前に伊丹先生と打ち合わせを持ち、内容についていくつかリクエストをさせていただいたのですが、そのリクエストにすべてお応えいただき、とても充実した研修会となりました。
具体的な内容としては、基本的なおさえとして、従来の「〇○障害」という呼び方から、より医学的な「○○症」という呼び方に変わってきていることをお話いただきました。この変化は、障がいのとらえ方、考え方が変わってきていることを意味していると思います。
中でも、最近取り上げられることが多くなってきた反応性愛着形成不全(RAD)やtwice-exceptional(2E)の子どもに対する理解や具体的な支援の方法など、ご自身の豊富なご経験の中からわかりやすくお話いただきました。さらには、支援をつないでいくために必要不可欠なツールとなる個別の教育支援計画の重要性についても再確認していただきました。
≪私たちが子どもたちに愛情を注げば、その愛はかならず子どもに伝わり、いつまでも消えずに残り続ける≫というお話には、「明日からもまたがんばろう!」と思える元気と勇気を与えていただけたように感じます。研修後はみなさん笑顔で会場をあとにされていました。素晴らしいご講演をしてくださった伊丹先生、ご参加いただきました先生方、ありがとうございました。