2020年アーカイブ

【校内研修】発達学習会(教職員研修)を実施しました

 先日、本校の教職員研修として、毎年恒例の発達学習会を実施しました。例年中河内ブロック内の学校園の先生方にも、本校の公開講座としてご案内をしておりましたが、新型コロナウイルス感染症に関する状況を鑑み、今年度は本校の教職員のみを対象として実施させていただきました。  昨年度に引き続き、梅花女子大学/大学院 教授 伊丹昌一氏に講師として来校いただき、『ポジティブ行動支援について』という演題でご講演を...

【ご案内】地域支援整備事業中河内ブロックの取り組みについて

今年度も情報発信として支援教育に関する情報などを支援ブログとして発信いたします。 地域支援整備事業は、府内全域の支援教育の充実をはかるために、『府立支援学校』と『市町村教育委員会』、小・中学校支援学級、通級指導教室担当者などからなる『市町村リーディングチーム』が連携し、支援教育に関する相談や支援が円滑に実施できるように整備された事業です。 大阪府を8つのブロックに分けて、保育所、幼稚園、小・中学...

「本校校内支援ニュースのご紹介~その③~」

その③は「認知のゆがみ」について・・・     アメリカの精神科医が体系化した「認知行動療法」の中で提唱されている「考え方のクセ」の中でも、極端な思い込みや自分の考え方のクセが平均的にみられる状態の強いものを指します。  冬休みに行われた中河内ブロック研修会での三重大学の松浦直己先生の講演では、認知のゆがみを、①全か無か思考②一般化のしすぎ③心のフィルター④マイナス化思考⑤結論の飛躍⑥拡大解釈と...

「本校校内支援ニュースのご紹介~その②~」

その②は「高校通級」について・・・ 高校通級とは、高等学校において、配慮を必要とする生徒に対して、大部分の授業を在籍する通常の学級で受けながら、特別の教育課程を編成し、一部の授業について障がいの特性に応じた特別の指導を実施する制度です。大阪府立高等学校に在籍する発達障がい等のある生徒の学びの場を充実するため、大阪府では、平成30年度より、下記の府立高等学校に通級指導教室を設置しています。 【通...

「本校校内支援ニュースのご紹介~その①~」

本校では、校内支援のひとつとして、教員向けの校内支援ニュース『Support』を年8回発行しています。支援ニュースでは、情報発信のひとつとして、支援部の校内・校外支援の活動の報告や支援教育に関することば&おすすめ図書の紹介などを行っています。 こちらのブログでも支援教育に関することばの紹介の記事をいくつかピックアップしてご紹介していきたいと思います。 その①は「強化」、「強化子」、「好子」につい...

【研修会】第2回中河内ブロック研修会を行いました

1月7日(火)に今年度2回目となるブロック研修会を八尾市教育センターにて行いました。今年度は三重大学教授の松浦直己先生をお招きし、「学校における認知行動療法~学校の構造化を最大限に活用して~」という演題でご講演をいただきました。 松浦先生は学校教育学博士であると同時に医学博士でもあり、そのような専門的なお立場からのお話に興味を持たれた方も多かったのではないでしょうか。 医療や心理の専門分野で使わ...