7月30日に東淀川区役所より講師をお招きし、防災研修を行いました。
奇しくもこの日は、カムチャッカ半島で起こった地震の影響により、全国的に津波警報や注意報が発令されていたこともあり、より真に迫る講演となりました。
大阪を貫く上町断層では「30年以内に大きな地震が起こる可能性は2~3%であり、この数値は決して低いものではない」さらに「南海トラフ地震については、80%」と言われ、備えの大切さを呼び掛けておられました。耐震化・非常食の備えをすることなど備えの意識を少し持つことで、被害を8%は減らせるというお話が印象的でした。
実際に大きな地震があった場合の、避難所開設のお話も伺いました。近隣にある学校を、一斉に避難所として開設した場合、マンパワーや非常食が行きわたらない恐れがあるため、順次開設していく必要があり、その順番も決まっているということでした。
非常時ほど、近隣とのつながりは大切になり、日頃より良いつながりを持ち関わっていくことの大切さを感じます。また、「自助ができてこそ共助ができる」ということもお話しされ、重ねて日頃の備えの大切さを見直す時間となりました。