2019年12月21日(土)に京都法然院の裏山、善気山で門真なみはや高校と合同フィールドワークを行いました。
12時に出町柳駅に集合し、なみはや高校の地学担当の三井先生から大文字山と琵琶湖疎水の説明を受けながら、大文字山を登りました。
法然院森のセンター館長、久山喜久雄さんよりムササビの生息地などの知識をクイズ形式で教わりました。
16時40分頃からムササビ観察を開始し、17時前には活動開始時の「グルル」という鳴き声が聞こえ始め、少ししてから威嚇を表すキュルキュルという声も聞こえました。
1 7時30分頃にムササビを発見しました。
最初は一度に2匹の雄と1匹の雌を発見しました。雌を取り合った結果、1匹の雄が飛んで離れて行くところを見ることができました。
次に観察できたのは1組のカップルでした。雄が雌に求愛の鳴き声をかけていて、それに対し雌の態度はそっけないものでした。何度か接近を試みる雄でしたが、すべて失敗していました。その様子は、ただただ気の毒でした。
18時頃、観察を終了しました。今回は合計5匹のムササビを観察することができました。
今年は、ムササビの顔を望遠鏡でゆっくり見たり、食事シーンや求愛行動や恋愛模様を見たりすることができました。
去年も同じ時期に観察会を行ったのですが、1匹も観察する事が出来なかったので、今年の観察会は大成功に終わって良かったです。
(記:2年生 バイオ部 部長)