【高等部職業コース】介護講習会

ダスキンヘルスレントより講師をお招きし、介護にかかわる講習を受けました。

ベッドから車椅子・車椅子からトイレまでの移動介助では、高齢者を自分が介助する役になって膝の屈伸など足の力を使いながら抱き上げる方法を学びました。

次に、自分でトイレに行くことが難しい高齢者はどうしたらいいのかを考え、そのためにあるおむつの仕組みを教わりました。実際におむつの中を見てみると、綿やポリマーなどが詰まっており、吸水の様子を断面で見させてもらいました。

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後半では、リクライニングベッドやシルバーカーなどの福祉用具の体験と、目・腕・手・脚に装具をつけて高齢者の疑似体験をするグループに分かれ、それぞれ自分でも高齢者の体験をしました。

締めくくりとして、介護という職場に就かなくても、身内等を介護する必要になったときに今回の授業を思いだしてほしいとまとめ、特別授業は終わりました。

介助の方法について積極的に質問をする生徒や「(高齢者疑似体験を受けて)自分も運動を続けないと・・・」と感想を言う生徒など反応はさまざまでした。

今回の授業にあたって多種多様な介護用品・介助グッズを紹介していただき、とても貴重な体験ができました。ダスキンヘルスレントの先生方、ありがとうございました。