夏休みが終わり、いよいよ2学期がスタートしました。
始業式では笑顔で元気いっぱいの児童・生徒が大きな声であいさつをしてくれました。
さて、久しぶりのブログとなりますが、夏季休業期間中の8月1日・2日の日程で石川県金沢市で開催されました「全国特別支援学校知的障害教育校長研究大会」に参加して参りました。その中で、人財教育家でありメンタルコーチをされている 飯山 晄朗 氏による「プラス思考をつくる脳の習慣」というご講演がありました。
飯山氏は2014年夏の高校野球石川県大会決勝で、9回裏0-8からの大逆転勝利を収めた星陵高校や2018年平昌オリンピックで2つの金メダルを獲得した高木菜那選手のメンタルトレーナーとしても知られています。
ご講演の中で、人間の脳は入力(思い・経験)と出力(言葉・動作・表情)で強化する。その過程は一方通行となっており、脳は出力の方を信用するので、つらい思いや苦しい経験をしても、「もうだめだ」と下を向くのではなく、笑顔でプラスの言葉「嬉しい、楽しい、幸せだ、大好き、ついてる、ありがとう、等」を出すことで結果は良い方に変わるとのお話がありました。さらに、プラス思考で取り組んでも限界や壁が立ちはだかる。自分のためだけに取り組んでいると壁は越えられない。成し遂げたいことが家族のため、誰かのため、自分だけの目標・夢ではないとき人間は壁を乗り越えられることができるとのことでした。
あまりにためになるお話でしたので、始業式で児童・生徒の皆さんにもお話しさせていただきました。
プラス思考の3つの法則は
(1)わくわくチャレンジ
(2) 思いよりも言葉を変える
(3)自分のためよりも誰かのため
ということです。
先生方がわくわくしながら学校づくりを行っていけるよう、「プラス思考をつくる脳の習慣」づくりの取り組みを先生方にもお願いしました。2学期は小中学部の修学旅行や高等部2年の宿泊学習、全校学習発表会と大きな行事が続きます。プラス思考で楽しい2学期にしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。