去る6月26日、本校柔剣道場において、第71期人権講演会を開催しました。
今年度(3年生)は「在日外国人について考える」というテーマで、大阪市立大学の朴一(パク・イル)教授をお招きし、講演をしていただきました。
朴教授ご自身の今までの経験に基づいたユーモアあふれるお話に、生徒たちからも笑いが起こるなど、熱心に聴いている様子が見てとれました。
講演の後は、内容を通して疑問に思ったことや、ヘイトスピーチなどの問題も踏まえた鋭い質問などが繰り出され、活気ある内容となりました。
その後も、生徒たちが朴教授を囲み、さらなる疑問や自分なりの考えをぶつける機会も設けることができました。この講演を通して、生徒たちは多様な価値観や共生のあり方について考えることができたのではないでしょうか。
生徒の感想もご紹介いたします。
私たちが今回の人権行事で学んだことは、在日外国人に関することです。これは、最近のいわゆる従軍慰安婦などの問題のように、一朝一夕で解決できることではありませんが、今回の学習は少なくとも71期生が人権について考える第一歩になった行事だと思います。(71期3年人権委員長)