先週の土曜日、オープンスクールで体験授業を行いました!
定員20名に達し、参加してくれた中学生のみなさん、生物の授業は楽しく受けてもらえたでしょうか。
授業テーマは、『 かわいい光合成ミニスタンドを作ろう 』
光合成について、実験を通して学びながら、光合成ミニスタンドを作製しました。
プラスチック容器にオオカナダモを入れて、光を当てると中の液体の色が変化するというものです。
中の液体はBTB溶液で、炭酸水素ナトリウムを微量加えてアルカリ性 (青色)にし、さらに呼気を
吹き込んで二酸化炭素を溶かし中性 (緑色) にした溶液にオオカナダモを入れます。
光合成をすると二酸化炭素が減り、中性~アルカリ性 (緑~青色) へと変化していきます。
他にも、光合成色素と光の吸収について、ペーパークロマトグラフィーによる光合成色素の分離や
簡易分光器を使って、葉の色素が吸収する光の色を見る実験をしました。
(簡易分光器は、昨年のオープンスクールで作ったものです。)
今回の体験授業は、課題研究 「生物」 を受講している生徒5名 (3年生) も参加!(希望者)
各テーブルにつき、中学生一人一人の様子を見ながら、実験の手順などを教えてくれました。
授業を 『受ける立場』 から、『教える立場』 を経験するのは、3年生にとっても貴重な体験授業
だったと思います。