11月8日、
枚方市総合文化芸術センター
関西医大小ホールにて開催された
「大阪府高等学校演劇研究大会D地区大会」に、
本校演劇部が出場しました。
その舞台を観劇し、
心からの感動と誇りを胸に
帰路につきました。
今回の作品は、
AIに頼り切った未来社会を舞台に、
真の友人関係を求めて
葛藤しながらもリアルな人間関係に向き合う、
2人の女子高生の物語。
高校生のオリジナルとは思えないほど
構成が緻密で、
語りすぎない"余白"が
丁寧に織り込まれた脚本は、
観る者に深い問いを投げかけてきます。
深刻なテーマを扱いながらも、
随所にユーモアが散りばめられ、
会場には何度も笑い声が響きました。
重さと軽やかさが絶妙にバランスされた演出は、
観客を飽きさせることなく、
エンターテイメント性の高い、
味わい深い作品に仕上がっていました。
50分という長編にもかかわらず、
迫真の演技に引き込まれ、
時間を忘れて舞台に没頭しました。
友情を確かめ合った3人の姿を、
少し離れた場所から見つめる4人目の生徒
----その静かな登場で幕を閉じるエンディングは、
観客の心に静かで深い余韻を残しました。
ストーリー、演出、演技、
どれをとっても本当に素晴らしく、
観劇後もしばらく心が揺さぶられ続けました。
演劇部のみなさん、感動をありがとう。
そして本当にお疲れ様でした!
また、会場には
多くの保護者の皆さま、
卒業生、在校生、
そして関係者の方々が
応援に駆けつけてくださいました。
皆さまの温かなまなざしと拍手が、
舞台に立つ生徒たちの
大きな力となったことと思います。
心より感謝申し上げます。


