学校運営協議会 第1回 議事録
校名 府立勝山高等学校
校長名 幸川 由美子
- 令和元年6月19日(水)15:30~17:00
- 府立 勝山高等学校 北館1階 会議室
- 新屋 和昭 会長、安藤 浩充 委員、中村 克好 委員、上西 啓介 委員、根木 桂子 委員
- 幸川 由美子(校長)、三谷 兼一郎(教頭)、肥塚 秀昭(事務長)、大谷 登(首席兼第1学年主任)、松本 展幸(首席)、寺井 好治(教務部長代理)、有吉 大和(生徒指導部長代理)、浅居 宏充(進路指導部長代理)、大西 千春(総務情報部長)、河津 ゆみ香(健康文化部長)、田端 祐介、(保健主事)、平川 誠(第3学年主任)、村井 健太(第2学年主任)
- 本校教員 辻本吉寛、大山真弓、奥村貴恵、岡本浩一朗(以上記録)
- 平成31年度 学校経営計画に基づく本年度の取り組みについて
- 渡邊 進司 副会長、平岡 信一(教頭)は校務のため欠席
議題等(次第順)
- 校長挨拶
平成27年度まで9年間勤務した本校に戻った。再編整備により、来年度からは新校として新入生を迎えることになる。
新校は勝山と桃谷Ⅰ・Ⅱ部の統合校で、桃谷Ⅰ・Ⅱ部のシステムの新しいスタイルの学校になる。大阪府で唯一の学校になる。今年度入学生が卒業すると、勝山高校という名前はなくなるが、この校地で学校は続く。勝山高校の生徒を大切にしながら新校の立ち上げをすすめる。今後ともよろしくお願いしたい。 - 委員・事務局員等紹介
自己紹介
- 資料確認
※ 次年度使用分の教科書披露は時期が早かったため第2回で行う
- 議長選出
学校運営協議会 実施要項 第9条により 新屋 和昭 会長を議長へ
- 協議:平成31年度 学校経営計画に基づく本年度の取り組みについて
- 校長謝辞
協議内容・承認事項等(意見の概要)
- 委員長・副委員長選出について
新屋様を委員長、渡邊様を副委員長とすることに決まった
- 平成31年度 学校経営計画について(校長より)
・校長から詳細説明。特に新校については別紙の学校概要を使用し「めざす学校像」、「生徒に育みたい力」、「教育課程等」、「特色ある取組み」等が丁寧に説明がされた
- 同上(各校務分掌・学年より達成目標提示)
- 委員からの意見ないし質問
- 進級率80%以上を目指すとのことだが(第1学年)進級できなかった場合どうなるのか?(安藤委員)
→新校で続けることは可能。 - 定員割れが続くが、「こんな学校なら入学したい」と感じる学校にしていくという取り組みは何かしているのか?そこが見えない。ビジョンはあるのか?(安藤委員)
→生徒たちが来たい学校になるような取り組みは考えてきているが。これまでの取り組みを引き継ぎながら、新校では自分の特技を伸ばしたりできるシステムを導入していく。 - 学校のシステムでなく、働く気もない勉強する気もない子をどうするか?「やる気スイッチを押せます!」というものが何かあるか?何か工夫していくことが必要ではないか?(安藤委員)
→生徒も多様。人によってスイッチが変わる。一人ひとりが課題に向き合っている。学校に来ることができなくて、馴染めなかった子どもらが社会に出てからの力をつけるには一人ひとりに合った指導・アプローチの工夫が必要。 - 新校私服、勝山制服でトラブルないか?(根木委員)
→過去の再編整備校における事例では大きな問題はなかったと聞いている。 - いじめ案件3件までと書いているが、4月の1件は?(中村委員)
→「いじめ防止基本方針」にのっとり対処している。いじめの定義は幅が広くなっている。 - どんな生徒を社会に送り出していくのか?3学年ともに「授業を大切に」とのことだが具体的にどのような取り組みをしているのか?「主体的で対話的で深い学び」とどうつながっているか?(上西委員)
→生徒に考えさせる。「今何考えている?」生徒のアタマ・脳をアクティブに動かす。教育活動は継続してやることに意味がある。すぐに結果がでるものではない。教員がうまくいかなかった、計画通りできず失敗だったと思う授業でも生徒たちにとっては何らかの得るものがある。先生方も工夫して、少しでも生徒たちが自分で疑問を持つ、考える声掛けや取組みをすすめている。
→大阪大学でも2・3ヶ月したら90分もたない。主体的で深い学びを必修化へ。今までの取り組みを検証して新校に向けて取り組んでいかれたらどうか。期待している。(上西委員) - 本を読まない生徒が多いのにどう改善するのか?イベントも特にない。新聞講座、出前授業、時事問題講座等の案をなぜ実践しないのか?本の紹介はすぐできるのになぜしないのか?経営計画が昨年と変わらず変化がないのなら、やってないのかと思う。ここ3年は同じのことを聞いている。変化していない。社会では通用しない。レスポンスが遅いのではないか。常に成果を挙げている企業はPDCAサイクルですぐに動く。(安藤委員)
- この4月からの登校時の様子を見ると、生徒数が減っている。定時制になったからか。(中村委員)
→まだ今年度は、生徒たちは3学年とも全日制の勝山高校生。 - 勝山高校の生徒が変化している。5年前はよかった。近年どうしたのか?生徒の姿を受け止めて何したらいいか考えてほしい。生徒の姿が先生の努力の結果。(上西委員)
- 自転車通学が危ない。講習するのはどうか?スマホや校則について生徒自身に考えさせたらどうか?なぜかを生徒が自分で考える話し合いの場を設けてはどうか?(根木委員)
- 厳しめだが、自信をもってやってほしい。生徒のやる気スイッチを押してあげられる先生の力が必要。スイッチを入れるのは大切。丁寧に教える義務がある。学びから逃避する子をなくしたい。学校体制でどうするか。3年でどう自分を見つめるか。(安藤委員)
- やる気を起こさせ、主体的にさせる。中学校で学びの共同体による成果が上がっている。先生も生徒も楽しくする工夫が必要。楽しく主体的にできたら半分話して半分考えさせる。次回、生徒の姿が見えることを教えてほしい(新屋委員)
- 教員全員で柔軟な考え方で取り組んでいきたい。(校長)
- 進級率80%以上を目指すとのことだが(第1学年)進級できなかった場合どうなるのか?(安藤委員)
次回の会議日程
- 令和元年10月中下旬 15:30~
- 府立 勝山高等学校 北館1階 会議室