バレンタイン企画公演

勝子
この公演は放課後15時半過ぎから16時半頃まで、視聴覚室にて行われました。
山田先生
雨でしたね。遅刻指導や入試の受付などが重なり、お客さんが少なく残念でした。忙しいなか足を運んでくださった方々ありがとうございました。
勝子
文化祭のあとに立ちあげられた演劇同好会の舞台をメインに、吹奏楽部とダンス部の公演をタイアップした企画でした。吹奏楽部は12月のミニコンサートに続いての演奏、ダンス部は事情があって公演できなかったのですが、どのクラブも1年生の女子で構成されていて、まさにバレンタイン企画って感じでした。
山田先生
勝子さん、今日はえらくまじめな解説ですね。
勝子
お客さんが少なかったのが、本当に残念で...。
山田先生
勝子さんがショックを受けているんですね。でも、公演ができてよかったと、クラブの生徒たちや顧問の先生方が話していましたよ。
勝子
そうですか...それなら、元気よくいきます!
山田先生
その調子でお願いします。
勝子
まずは、吹奏楽部の演奏から始まりました。1曲目は、アニメ「ONE PIECE」初代オープニング曲「ウィーアー!」。明るくて楽しい曲です。続いて、楽器と部員紹介がありました。12月のコンサートで部長を引き継いだホルン担当の生徒は、今回はトランペットを担当しました。なんでも、金管アンサンブル5重奏の楽譜で、今回初めて合奏の形で披露したこと、トランペット担当だった2人が演劇同好会も兼部していて演劇メインだったので今回はトランペット担当がいなかったことから、ホルンを置いて担当変更になったようです。練習をかなりがんばったって聞きました。
山田先生
ホルンの楽譜をユーフォニウムの生徒が担当し、音の読み替えが大変だったとか。少人数編成の難儀なところです。しかし、演劇を兼部した生徒たちも、打楽器で 参加しましたし、副顧問の先生方が3人も協力していただいて、総勢8名の演奏となりましたね。総合司会として、1年生男子生徒の協力もありました。
勝子
みんなでがんばって、演奏会をすることができたんですね。すごい!
山田先生
楽器は、トランペット、ユーフォニウム、トロンボーン、バリトンサックス、打楽器としてカスタネット、マラカス、タンバリン、グロッケン(鉄琴)、他に キーボードがありました。キーボードはふつう吹奏楽で使われませんが、音色不足でしかたなくとのことでした。
勝子
みんな、あまり楽譜が読めないので、楽譜にドレミを書いたり、打楽器でリズムをつけたりしたんだって。

img2020021401.jpg

山田先生
いろいろ工夫されてきたわけですね。楽器紹介のあとには、映画「アラジン」のテーマ曲「A Whole New World(ホール・ニュー・ワールド)」が演奏されました。ある先生は、「感動した~」とほめてくださいましたよ。副顧問の先生は、練習が十分にできていなくて途中で曲が止まってしまうんじゃないかと危惧されていましたから、部員にとって達成感があったのではないでしょうか。
勝子
緊張感も12月のときはもっとガチガチだったように思うけど、今回はなんだかいい感じの緊張感だったかも。
山田先生
楽譜が読めなくても、楽器が初めてでも、みんなで音楽を奏でて楽しむことはできると思います。仮入部でもいいので、吹奏楽部に力を貸してください、もちろん経験者や楽器持参は大歓迎、とのことです。

img2020021402.jpg

勝子
吹奏楽部の写真で、白衣を着てトロンボーンを吹いている先生は、「星に願いを」を演奏しました。ディズニーのお姫様たちが出てくる演劇同好会の始まり、始まり...。
山田先生
演目は「プリンセスたちのバレンタイン」です。演劇同好会は3人だけですが、経験者あり、声優部も兼部している者あり、生徒自治会にも入っている者ありと 皆さん活動的な人ばかりです。
勝子
衣装がかわいい~。ステキ~。
山田先生
顧問の先生によると、衣装はインターネットで注文していたのですが、中国の業者だったため新型肺炎コロナウィルスの影響で荷物が届かず、先生が急きょ手作りされたそうです。手作りとは思えない、愛情いっぱいの衣装。生徒たちも衣装を身にまとうと、プリンセスになりきれました。
勝子
アリエルにシンデレラに白雪姫。バレンタインの内容も、この日だからこそですよね。実はチョコレートのお土産つき。うれしいな~。

img2020021403.jpg

山田先生
みなさん、この日のために練習を積んできました。発表できる場があることは、本当にありがたいですね。最後に生徒全員で感謝をこめて礼をしました。リコーダー同好会もそろそろ発足したいところです。ね、勝子さん。
勝子
(苦笑いでノーコメント)