今日の1限目に3年生の化学の授業を見学に行きました。内容は生命体を構成する物質についてでした。いつ見学しても3年生理系クラスの化学は私には難解なのですが、今日の内容は生化学ということで少しはマシかと思いましたが同じでしたね。ただ生物の用語で知っている言葉が出てきた時だけ少し心が安らげました。
今日の授業で一番頭に残ったのが鎮痛剤のアスピリンでした。大昔の1899年に発売されたそうなのですが、それがなぜ痛みを止めるのか分かったのが発売の70年後だということでした。理由が分からなくても効くのですというのが面白かったです。
5限目は同じく3年生の生物の授業を見学に行きました。内容は前半が前時の補足の「浸透圧」、後半が今日のメインテーマの「重力屈性」でした。私は高校時代に理科では生物が一番好きでしたので、「限界原形質分離」とか聞くととても懐かしい感じがしました。ただし、浸透圧の公式が出てきた時点でそんな気分は吹っ飛びましたが。(笑)
今日は「オーキシン」というホルモンが茎を上に根を下に伸ばすというお話でしたが、これを発見した方は偉いですね。私なんて茎が上に根は下になんて当たり前だとしか感じないのですが、それを見て「どうして?なぜ?」と疑問に思ったからこそ、その仕組みが解明されたのでしょうから。きっとまたそれが次の発展を生み出したのでしょうね。ということで生徒の皆さん、いろんなことに疑問を感じる目を育ててくださいね。