今日の２限目に１年生の保健の授業を見学に行きました。学んでいたのは「ストレス」についてです。精神疾患の予防と回復のために、心の健康を保つにはストレスにどう対処していけばいいのか、そもそもストレスとは何なのかなどについて勉強していました。この社会の中で生きていく限り、全員がなにがしかのストレッサーを持っているでしょうし、ストレスも感じていると思います。本校の生徒たちの場合は求められるレベルも高いですし、そのボリュームも相当なものなのでなおさらだと思いますが、それらとどう付き合っていけばいいのか、先生がご自身の体験なども交えながら説明してくださいました。ちなみに授業の中で一番面白かったのが「ストレスと職場適応度」のテスト。生徒たちは職場を学校に置き換えて行っていました。私もやってみましたが、結果は予想通り「Ａ：気分良好・適応良好」でした。
昼休みに校長室で前期自治会執行部役員の慰労顕彰を行い、全員に「ハナニラバッジ」を贈呈しました。前期役員の皆さん、昨年度後期からここまで、縁の下の力持ちとしていろんな場面で非常によく尽くしてくれたと思います。改めてお礼を述べておきます。本当に疲れさまでした。
午後から多目的ホールで１年生が４限に、２年生が５限に人権講演を行いました。講師を務めてくださったのはとよなか国際交流協会の三木幸美さんです。ご自身がフィリピン人と日本人のハーフとして体験してこられたことに基づき、「日本における外国人～一人一人が大切にされる多様性社会を考える～」をテーマにお話しくださいました。日本人にとってはあまり不自由を感じることもない日本の社会ですが、法律の壁、言葉の壁、心の壁に囲まれた外国の方にとっては不自由なことが多いようです。今日はその辺りについて実例を示しながら、みんなが暮らしやすい社会にしていくにはどう行動しなければならないか考える機会を与えていただきました。三木さん、本日は貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。改めて心より感謝いたします。
【おまけ】今朝学校に来る途中、豊里大橋の上から見た月が川面に映えて大変きれいでした。間違いなく三文以上得をした気分になれました。ちなみに今宵が満月のようです。皆様ぜひ夜空を見上げてください。
