10月が終わろうというこの頃、ようやく秋らしさを感じられるようになりました。地球温暖化の影響はあなどれない・・と改めて思っています。
さて、高等部1コース(自立活動を主とする教育課程)の美術の授業では導入部で「今日を感じる」と題し「季節の物に触れて、感じたことを表出する」という学習に取り組んでいます。本校の生徒たちは日常的に車での移動が多いので、季節の変化に気づく機会が限られています。そこで、例えば夏はゴーヤ、秋は柿など、その季節特有の物にじっくりと触れたり匂ったりする活動をしています。生徒たちは目や口を動かしたり声を出したりして、それぞれが感じたことを豊かに表出しています。
まだ実っていない緑色の柿は、校庭の柿です。やっと涼しくなったので、これからオレンジ色に実るでしょう。

