梅雨の晴れ間ーあじさいロード

6月25日(土)梅雨の晴れ間

雨のため一週間延期となった「あじさいロード探訪会」に参加。

前日の天気予報では「雨」。しかし、梅雨明けかと思うほどの快晴、かつ暑さ!

集合場所の飯盛山登山口を探してうろうろしている間に、遅刻。

主催者のあじさいロード守る会の和田さんに、近くまで迎えに来ていただきました。

申し訳なかったです。

 

11時過ぎに登り始め、5分も絶つと「あじさい」が見えてきました。

地元の永井さんが約10年前に登山道の整備をはじめ、

1株1株心をこめてあじさいを植え育ててこられた450株。

雨の降らない夏には、枯れないように一人で水をやり続けたそうです。

永井さんの愛情と汗と結晶のさまざまな色とカタチのあじさいが見事でした。

 

しかし、第2阪和国道の延伸工事により、1/3の150株がなくなります。

登山途中、「リボン」が結んであったあじさいが気になったのですが、

このリボンが結んであったあじさいが工事により失われるとのことでした。

 

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約20数分登り、程よく疲れを感じるころ、あじさいロード展望台に到着。

真下に大阪湾が一望。斜め下には岬高校の体育館も見えました。

しばし、この絶景に見とれていました。岬町はすばらしい環境だ!

ここで、昼食。谷から吹いてくる涼しい山の風。

 

国土交通省の方から、第2阪和国道の延伸工事についての具体的に

説明があり、道路の工事だけでなく、さらに南海大地震と津波の影響、

源氏ボタル・平家ボタルからヒメボタル・海ホタルまで話題はどんどん広がり、

岬町の豊かな自然を再認識。

 

里山を守る会の廣田さんが、西瓜を出してくれました。

本当に甘くておいしい西瓜でした。私一人でほとんどを食べてしまった気がします。

また、和田さんは枇杷を差し入れてくれましたが、これまた甘くておいしかった。

岬町のこのすばらしい環境を、これからも大事にせなアカンと改めて実感。

道路延伸工事によって無くなってしまう「あじさい」を、何とか岬高校で保存したいと思う

機会となった探訪会でした。

 

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