令和3年の活動

 剣道部は2年生2人、1年生3人の計5人で活動しています。人数は少ないですが、みんなで声を出して日々稽古に励んでいます。

 今年は新型コロナウイルスの感染対策を考慮して、活動休止やマスクをつけながらの稽古、大会におけるルールの変更等、自分たちが思う様な剣道ができないときがありました。しかし、そのような状況下でも部員一人一人が目標を持ち、お互いに切磋琢磨しあい、自身のレベルアップへとつなげています。

 寝屋川高校剣道部では「気」を大切にしています。これは技のスキルやテクニックを磨く前段階として心から湧き出る気持ち、つまり声を大切にしているということです。弱い自分に負けてしまいそうなとき、全力で声を出し心からの気持ちを高め、自分に打ち勝ちます。もちろん技術面においても先輩、後輩関係なくアドバイスを出し合って互いの成長につなげています。また、剣道を通して挨拶や礼儀、上下関係も学んでいます。剣道で学んだことが日々の生活や自身の人間性の成長、人権形成につなげることを大切にしています。

 現チームでの最終的な目標は、6月に控えるインターハイ予選で大阪上位に入ることです。そのためには、限られた稽古時間を大切にし、チームの気持ちを一つにして精進していきます。

校内誌「真・善・美」第21号より