期末考査終了後、「生成AIを知ろう」というテーマで、各クラスにて生成AI利用についてのHRを実施しました。
各クラス担任から生成AIを利用することでどのようなことができるかという説明の後、生徒は1人1台端末で、Google社のGeminiを自由に利用しました。
情報検索に利用する人、小説を生成する人、悩み相談をする人など利用方法は様々でした。
利用体験の後は、生成AIの便利なところ、利用の際に注意が必要なところを生徒と一緒に考えていきました。
利用後の生徒のふりかえりでは、以下のような記述が見られました。
・AIは間違っていることもあるから、自分もある程度の知識を持っていないと危ないなと思った。けれど、アイデアをだしてもらうこととか悩み相談などにはとてもいいなと思った。
・個人情報などを書き込んでしまうと他人の回答に登場するかもという話を聞いてそのような事は頭になかったので確かにと共感することができました。慎重に活用していこうと思いました。
・生成AIに聞いたことを参考にするのはいいけど、頼りすぎてしまうと自分で考える力がなくなってしまうので良くないなと思いました。参考にする程度なら問題ないと思うので、AIに聞いたことを、いろいろな場面で有効活用したいと思いました。
・書いてあることを全て鵜呑みにするのではなく、何が正しくて何が正しくないのかを判断する情報リテラシーを正しく身に付けるのと、 何でもすぐにAIを頼るのではなく自分でしっかりと考えてから使用していく必要があると思いました。
すでに社会では、生成AIの利用が当たり前になりつつあります。
生徒たちには、学習や学校での様々な活動の場面で生成AIも有効に活用しながら、これからの社会で力が発揮できるようになってほしいと思っています。