6:45にホテルで朝食をとり、9:00にホテルを出発。バスで高雄観光に出かけました。
まず訪れたのは、蓮池潭(レンチタン)。色鮮やかな中国式建築が湖畔に並ぶ、パワースポットとしても人気の景勝地です。生徒たちは、龍虎塔(ロンフータ)と呼ばれる塔を見学しました。今年工事が終わったばかりで、とてもきれいでした。龍の口から入り、虎の口から出ると厄除け・開運のご利益があるとされる双子の塔で、内部に描かれた壁画を見学したり、塔の上から蓮池潭を一望したりしながら、たくさんの写真を撮っていました。
次に向かったのは、高雄市立歴史博物館です。ここは、日本統治時代に建てられた旧高雄市役所の建物を活用した博物館で、高雄市の歴史や文化を展示・保存しています。特に、台湾の歴史上重要な出来事である「二・二八事件」の舞台となった建物そのものが、「帝冠様式」という特徴的な建築様式をもつ歴史的建造物であり、地域の発展の軌跡や先住民の歴史などを学べる場所です。館内には、戦時中の日本で発行された雑誌も展示されており、日本統治時代という背景から、日本と台湾のつながりを実感しました。
実は、姉妹校のある嘉義でも、日本語を流暢に話される86歳のおじいさんと偶然道で出会い、お話を聞かせていただく機会がありました。小さい頃に日本の教育を受けたことや、日本の歌を歌ってくださり、「自分は日本人だった。今は台湾人だけどね。」とおっしゃっていた姿がとても印象的で、日本の影響が今も残っていることを改めて感じました。
歴史博物館の後はショッピングに立ち寄り、パイナップルケーキやマンゴーケーキ、タピオカチョコレートなど、たくさんのお土産を購入していました。コンビニで昼食を買い、いよいよ高雄国際空港へ向かいました。
空港で、台北から高雄までお世話になった現地ガイドさんにお礼を伝えてお別れをし、飛行機に搭乗。
約3時間半のフライトを終え、荷物を受け取った後、解散式を行いました。
代表生徒が研修全体を振り返り、感じたことや学んだことを自分の言葉でしっかりと伝えてくれました。また、企画段階から研修期間中ずっと支えてくださったJTBの添乗員さんへ、感謝の気持ちを伝えました。生徒の言葉一つひとつから、この5日間が決して「旅行」ではなく、心に残る大切な学びの時間だったことが伝わってきました。
その後、保護者の方々が待つ出口へ向かう生徒たちの表情は、達成感と安心感に満ちた笑顔ばかりでした。
今回、参加できなかった2名の生徒のことを思うと、やはり残念な気持ちは残ります。一緒にこの景色を見て、同じ時間を過ごしたかったという思いは、最後まで消えませんでした。
一方で、参加した32名の生徒たちは、大きな体調不良や怪我もなく、全行程を元気いっぱいで乗り切ってくれました。言葉や文化の違いに戸惑いながらも、自分から関わろうとする姿、仲間を気遣う姿、そして何より多くのことを吸収しようとする前向きな姿勢に、成長を感じました。
この台湾研修で得た気づきや経験は、すぐに形として表れるものばかりではないかもしれません。しかし、きっとこれからの学校生活、そしてそれぞれの人生の中で、ふとした瞬間に生きてくるはずです。
皆さん、本当にお疲れさまでした。
この5日間を一緒に過ごせたことを、心から嬉しく思います。
以下は、生徒たちの感想です(一部抜粋)
- やっぱり、ほかの国の人が自分の国のことを知ってくれていることはとても嬉しいことだと感じた。だからもっと勉強して、色んな国や地域のことを知って、日本人として、台湾で受けた温かさや優しさを違う形にはなっても返していきたいと思う。
- 台湾研修を通じて国によって違うところや似ているところなどを感じて、英語や中国語でコミュニケーションが取れてよかった
- 自分の身の回りの人々に台湾っていいとこだったよ〜と伝えていきたい
- 日本がとてもきれいで安全で良い国だということをすごく実感することができた。台湾の様々な生徒と関わって向こうも英語が第1公用語というわけではないのに英語が上手で、自分ももっと話せる様になるためにもっと勉強しようと思った。
- 英語力をもっと身につけていこうと思う。
- 人とコミュニケーションを取るときに、前向きな姿勢で伝える。相手の目を見る。笑顔を忘れない。
- 言葉が通じない中でコミュニケーションをとるのはとても難しかったけど、その中で工夫して通じ合えたときがとても嬉しかったです。この経験を活かしてたくさんの人とコミュニケーションをとれるようにしたいです。
- 台湾の人たちはとても優しく、いろんな人との交流のきっかけとなったと感じ、国際交流の大切さを忘れずに生かしたいと思った。
- 英語があまり得意ではなく中国語もほとんど知らなかったけれど、実際に行ってみると現地の人が助けてくれたり簡単な英語でも身振りなどを使って頑張れば伝わることも多く、まずは行動してみることが1番大切だととても感じた。この経験を活かしてまずは寝屋高に留学生が来たときには積極的に交流したり、行動を起こしていこうと思う。
- 現地の人たちが本当にいい人ばかりだったし、日本と同じ部分も違う部分もたくさんあることがわかった。そして、台湾もすきになったけど、逆に日本の良さにもきづくことができた。
- 出来ることをさらに伸ばすことも楽しいが、出来ないこと(言葉が通じない未体験の場所)をやってみることの面白さに気づけたから自分自身ももっと色んなことに挑戦しようと思った。
