6月19日(水)府立高校PTA協議会に出席して

 6月19日(水)午後2時よりホテルアウィーナ大阪にて、大阪府立高等学校PTA協議会総会及び60周年記念式典が開催されました。

 日頃のPTA活動報告や事業計画の説明等とあわせて、周年記念特別講演として、ボクシングのWBA世界ライトフライ級チャンピオン 井岡一翔選手とお父さんの一法さん親子がゲストで招かれました。

 私はボクシングが大好きですので、とても興味深くお話を伺うことができました。

 「なぜボクシングを始めたのですか。」「ボクシングをやめたいと思ったことはありませんか。」「どのくらい減量するのですか。」といった質問から、「世界チャンピオンになってしっかりと稼いでいますか。」「ガールフレンドはいるのですか。」といったハードな?質問に至るまで、すべてに誠実に答えを返している井岡選手を見ていると、人柄の良さとともに、しっかりとした人間教育を受けてこられたのだなと感じました。

 テーマは「親子の絆」でしたが、本当に井岡親子の間に、ピンと張ったしっかりした絆が見えたような気がしました。

 親は子を信頼し、子は親を尊敬する。今となってはなかなか見出しにくくなった親子関係かもしれませんが、昨日のインタビューからは、しっかりと感じることができました。

 一法さんは、ボクシングジムの経営もされていますが、恐らく練習中は、一翔選手を「息子」としては見ていないと思います。

 逆にインタビューでも話をされていたように、「私にとっては、ボクシングジムに通ってくる練習生も含めて、すべてが息子です。」というのが、偽らざる気持ちなのでしょう。

 それだけに、ジムを離れ、親子として向き合った時に、父と子の揺るぎない愛情や信頼をお互いに感じあうことができるのでしょう。

 私は自分のことを振り返って、ここまで子どものことを信頼できるか、子どもにどの程度尊敬を得ているのか、少々心許なくなりました。

 と同時に、野崎高校の660名の子どもたちの「お父さん」足り得ているのか、大いに反省もしました。

 「絆」と「信頼」。これからも本当に大切にしたい言葉です。

 

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