6月21日(金)2限と6限に「ポスト・パッケージ研修」公開・研究授業を開催しました。
「パッケージ研修」というのは、24年度府教育委員会の指定を受け、府教育センターに支援頂きながら、本校全体で授業改善に取り組んだものです。
昨年度は、本校の首席が旗振り役となり、理科を中心に実験授業の工夫を行ったり、初任の先生の公開授業等を通じて、すべての教科において活用できる「野崎版授業観察シート」を作成したりしました。
今年度は、その成果を踏まえて、社会科と英語科で「ポスト・パッケージ研修」として、校内で授業研究を行ったり、授業を公開して他校の先生方からご意見を頂いたりといった取組みを行っています。
今日は、その取組みの一環として、公開・研究授業を開催したのでした。時間割の関係上、6限の社会科(政治経済)の授業は、一般公開できましたが、2限の英語科(コミュニケーション英語)は、校内での研究授業となりました。
6限の政治経済の授業には、他校からも2名の先生方にご参加頂き、3年生を対象に実施されました。
市場経済について、身近な話題やニュース等をパワーポイントを活用してわかりやすく説明し、補助教材としてのプリントの活用もなかなか効果的でした。
授業後は、本校首席と社会科の先生方、他校の先生方も交えて研究協議を実施し、闊達な意見交換が行われました。
2限のコミュニケーション英語では、1年生を対象に手塚治虫さんの学校時代の出来事を当時の時代背景を踏まえて、読み取る授業でした。
先生と生徒たちの間で活発なやり取りが行われ、生徒も楽しそうに授業に参加していました。補助教材のプリントで語彙等の定着を図るとともに、辞書についてもきめ細かく指導が行われていました。
今回は音声指導が見られず、次の時間に行うということでしたので、音読等は次回に期待して見たいと思います。
授業を担当した2名は、どちらも初任の先生方ですが、本校の特色ある「ポスト・パッケージ研修」を通じて、更なる授業力の向上に努めて頂きたいと願っています。
また、この「ポスト・パッケージ研修」の取組みはすべての教科において実施していきます。
野崎高校の先生方は、日夜授業改善へ向けて研鑽を積んでいます。