9月28日（土）里山ボランティア　蜂トラップ

　9月28日（土）里山ボランティア活動が行われました。夏休み中は活動を休止していましたので、久しぶりに堂山竹林の澄んだ空気を味わうことができました。

　ＮＰＯだいとう森づくりクラブの方々のご指導の下、今回行ったのは、「蜂トラップ」づくり。

　NPOの方々は細心の注意を払って、里山活動中の事故等の防止にあたって下さっていますが、それでも作業するのは自然の中ということで、時に蜂の活動に出くわすことがあるようです。

　蜂被害の防止のために、活動場所を中心に、蜂の通り道も考慮しながら、「蜂トラップ」を作成し、木の枝などに仕掛けていきます。

　ペットボトルの中央に十字の切れ目を入れ、中に折り込みの返しを作り、いったん入った蜂が逃げられないようにするのです。

　中には底から３～４センチ程度に、お酒と清涼飲料水をミックスした液体を注入し、そのにおいで蜂を誘うわけです。うーん、とても良く考えられています。

　生徒たちと実際にすでに仕掛けてあるトラップを見てまわると、中には多くの蜂が捕獲されており、トラップの威力を感じました。

　この日は、里山も少しずつ涼しくなってきている様子で、蜂と出会うことはありませんでしたが、いのししトラップを見せて頂いたり、オーガニックを活用したトイレを実証的に活用されていたりと、森づくりクラブの多彩な活動と人間が自然を相手にした時の一種厳しさのようなものを感じ取れた一日でした。

　　少しだけ涼しくなったとはいえ、ひと作業するとまだまだ汗ばむ天候の中、卒業生を含む里山ボランティアクラブの生徒の皆さん、先生方とも里山保全に向けて、本当によく動いて頂きました。

　　お疲れ様でした！

　　また、今回は健康保持と労をねぎらう趣旨から交友会に飲料等のご配慮を頂きました。いつも本校生を温かく見守って下さり、本当にありがとうございます。