2月5日(水)児童生徒の下校後、病棟と学校が連携して緊急対応模擬訓練がありました。お忙しい中、看護師2名、介護福祉士1名に訓練にきてもらい、子どもの命を守るための有意義な訓練となりました。「授業中に児童が重積発作を起こし意識がなく、息をしていない、顔色が悪い状態になった」という想定で実際に2階の看護師に連絡を取り緊急対応のシミュレーションをしました。今回は、病棟から心肺蘇生訓練人形を借りて子どもに見立て、心臓マッサージ、AEDを使用しての救命措置も行いました。看護師が到着してからは、アンビューでの人口呼吸の救命措置もされました。
看護師からは、状況を正確に報告できる人、発作が起きた時間、病棟への電話は「意識がないので、速く来てください、緊急コールです」と言ってもらった方が良い、緊急性がある時はドクターもたくさん来られるのでその誘導もしてほしい、時計も全て同じ時間に合わせてほしい、など、たくさんの指摘をいただきました。教員からの質問にもていねいにわかりやすく教えていただきました。
その後、看護師、介護福祉士が病棟に戻られた後、教職員だけでも反省会を行いました。別の教室にいた教員にも共有できるように緊急対応の様子のビデオを見て、反省点を出し合い、前向きな意見交換がされました。今後の緊急時に生かせられるように教職員全員で共有したいと思いました。