食事について

 身体は食べたものからつくられます。それだけ食事は大切です。また、以前のブログで述べたとおり、食事(特に朝食)は体内時計を調整するとも言われています。朝は血糖値を下げるインスリンというホルモンの分泌が多く、たくさん食べても血糖値は上がりにくいのです。また、インスリンからの信号が体内時計を合わせてくれるそうです。

 一方で、夜はインスリンの効きが悪く、血糖値が上がりやすくなります。したがって、あまり夜遅くにたくさん食べること、特にラーメンや丼ものなどカロリー・脂質が高いものは避けるべきです。できれば寝る2時間前くらいまでに消化のよい食材を食べることがよいそうです。

 ところで、朝食を採る際には、前回の食事(前日の夕食)からの時間があいているほうが朝食時のインスリンの感受性がよくなり、より効果が高くなります。つまり絶食時間を長くとるということです。英語で朝食をbreakfafstと言いますが、breakは「破る」、そしてfastには「絶食」という意味があります。朝食は「絶食を破る」機会というわけです。消化のよい夕食を摂り、十分な睡眠をとってしっかりとした朝食を摂るよう心がけましょう。