体内時計と光について

 前回のブログで、体内時計を調整することの重要性についてお話ししました。朝の光はコルチゾールという覚醒ホルモンの分泌を増加させます。だから朝早く起きて太陽の光を浴びることが大切なのです。朝、太陽の光を浴びることで意識を覚醒させて学習に取り組むスタンバイをしてください。

 一方で、夜にはメラトニンという睡眠ホルモンが分泌され、睡眠の準備が始まります(午後10時ごろからと言われています)。しかし夜に光を浴びると、このメラトニンというホルモンの分泌が低下し、眠りにくくなります。特に青色光(ブルーライト)は要注意。夜遅くまでパソコンやスマートフォンを見続けていると、ブルーライトを浴び続けることになり、睡眠が妨げられることにつながります。

 毎朝決まった時間に起き、一定の計画に沿って活動を行い、適度な食事を摂り、決まった時間に就寝するという生活サイクルをつくるよう心がけましょう。