槍ヶ岳にアタック!

山岳部伝統の夏合宿が、コロナ前同様に、北アルプスの地にて復活しました。

1年半前からこの夏合宿のために、かなりハードなテント泊山行を何度も体験し、直前にも2度プレ合宿を経験、そして本番を迎えることができました。以下は、その夏合宿(3泊4日)の簡単な報告です。

【8月4日(日) ~合宿1日め~ 】

5:55 新大阪駅 全員遅刻なく集合(各自始発に乗り、乗り換えもスムーズにいかないと間に合わない難易度の高い初日の朝の集合でしたが、全員がクリアー)

12:35 上高地 着 (25℃ 大阪とは違い、蒸し暑さもなく過ごしやすい気候でした)

15:30 徳澤園キャンプ場 着 幕営→炊事→入浴 (山中でのお風呂は最高です)

19:00 就寝 (キャンプ場生活における夜の早さを実感しました)

【8月5日(月) ~合宿2日め~ 

3:00 起床→朝食 (2:00に起き出していた他校のパーティもおり、キャンプ場の朝の早さも実感できました

4:50 キャンプ場 発 (暗い中での撤収作業は難易度の高いミッションだったようで、予定より20分超過の発になってしまいました)

13:45 殺生テント場 着 幕営→炊事 (9時間も歩行続けられたのは自信につながったことでしょう)

19:00 就寝 (ゴツゴツした岩の上でのテント泊は部員にとって初めての貴重な経験)

【8月6日(火) ~合宿3日め~ 

4:00 起床→朝食 (設営が不十分で、夜間の雨によりテント内が浸水してしまったグループもありました)

5:50 テント場 発 (2日めの朝とは違い、暗い中での撤収作業にも慣れましたが、ザックのファスナー外れというアクシデントはつきもので、修理タイムのため発が遅れてしまいました)

     槍ヶ岳 登頂 (全員が槍ヶ岳のピークまで登頂できたことは個人にとっても部としても自信につながったことでしょう よく頑張った!)

13:15 槍平キャンプ場 着 幕営→炊事 (1日めのキャンプ場同様に、飲料できる(沢)水も豊富にあり、調理には困りませんでした) 

19:00 就寝 (槍ヶ岳に登頂したという興奮もあり、就寝後に騒いでいるテントが複数あったのは残念でした  一般の方々へ お騒がせして大変申し訳ございませんでした)

【8月7日(水) ~合宿4日め~ 

4:00 起床→朝食 (夜のうちに山頂付近で降った雨がこれから渡る沢を渡渉不可能にしないようにと願っていました)

5:40 キャンプ場 発 (暗い中での撤収作業には慣れたようで、スムーズな出発準備ができていました しかし、ごみの処理が甘く、炊事場の掃除のため発が遅れてしまいました)

9:45 新穂高温泉ロープウェイ乗り場 着 (大きな沢も水量が少なく、全員無事に渡渉できました) 

19:50 新大阪駅 着 その後解散 (全員大きな怪我なく帰阪できたのがなによりでした)

【8月8日(木) ~振り返りミーティング~ 】

参加者と今回諸般の事情で参加できなかった部員も含めて、振り返りミーティングを開きました。

部長→パートリーダー→部員の順に、一人ひとりにコメントをしてもらいました。

<総括> 

・行動中の天気に恵まれ、無事故で全員が槍ヶ岳という北アルプスを代表する山に登頂でき、自宅に帰ることができたという事実がこの合宿の成功を物語っている。

<一人ひとりのコメントより> 

・初日のラーメンづくりの失敗を活かし、2日めからは上手くつくれた

・1年生だけで全員分の調理もできるようになった

・2度のプレ合宿で体力ついていてよかった

・装備におけるミス(取り違いや破損見過ごし)は致命傷になるかもしれなかった

・ゴミの処理における問題点がいくつかあった

<顧問より>

・高山病対策や縦走対策をはじめ、部員自らが事前にこの夏合宿に向けて、十分な下調べをしていたのはよかった。個人のみならず部としての財産にもなっていく。

・槍ヶ岳のピークに登頂できたことは一人ひとりの自信になっていくが、決して自分ひとりの頑張りでできたわけではない。保護者のみなさまはじめ関係者全員の協力があったからこそできたということを忘れないで欲しい。

保護者のみなさまへ

今後とも引き続き山岳部の活動にあたりまして、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

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