清水谷高校3-2(1-2)(2-0)守口東高校 会場J-GREEN堺S13
大阪高校総体2次予選2回戦の相手は守口東高校でした。守口東高校は、人数は少ないが非常にチームがまとまっており、高いモチベーションで2回戦関西大倉高校、3回戦枚方高校を破り勝ち上がって来たチームでした。試合は、ウォーミングアップから気合十分の相手に押し込まれる場面が多く、本校は相手の能力の高いFWとマッチアップする予定だったセンターバックの1人が、急な発熱で参加できず、そのFWを抑えることが出来ず、苦しい展開が続いた。しかし、カウンターから相手GKの意表を突いてロングシュートで先制するが、相手チームのパワーのある攻撃を前半40分我慢できず、2点奪われ、逆転を許した。前半を終了して既に負けたかのような雰囲気でベンチに戻って来たが、2次予選2回戦からハーフタイムが10分というのにも助けられ、冷静にミーティングができ、相手のストロングポイントをしっかり確認し、メンバーとポジションを入れ替え、後半に臨んだ。後半に入るとポジションチェンジとミーティングがはまり、相手のストロングポイントを抑えることができ、後半の早い時間に途中交代の選手が相手を崩し、同点に追いつく。リズムを取り戻し、徐々に落ち着きを取り戻し、チャンスも数回作ることができた。そして終盤に獲得したフリーキックを直接決め逆転した。しかし、相手のセットプレーは最後まで脅威で苦しめられた。1試合を通して苦しい時間帯が多かったが、全員で助け合い非常に大きな勝ちをもぎ取った。また1つ良い経験をさせてもらった。試合後、崩れ落ちる相手チームを見て、この大会にかける気持ちや試合前にごみ拾いをしている姿など刺激になる部分が多かった。次の相手は、前回ベスト4でプリンスリーグ所属の桃山学院です。レベルが違う部分が多いですが、なんとか食い下がれるように準備したいです。中央トーナメント1回戦(旧5回戦)は、1ヵ月空いて10月22日に行われます。3年生にとって受験が迫り、勉強とサッカーの両立が難しいですが、最後の選手権を全力で最後までやり切り、そして更なるかけがえのない経験を積んでもらいたいです。応援よろしくお願いします。
スターティングメンバー