修学旅行 オーストラリア ケアンズに随行して(2)

3日目

それぞれのホストファミリーに送られて生徒たちはマンがリーフォールに帰ってきました。別れを名残惜しむ生徒の姿がとても印象的でした。それぞれの家庭で、思うように言葉が通じない中、生徒たちを暖かく迎えてくださったホストファミリーに感謝の気持ちでいっぱいです。生徒たちもみんな貴重な体験ができたと自慢気です。一晩だけのファームでの体験でしたが、とても貴重な経験ができたのではないでしょうか。

DSCN1665_R.JPG

今日はマンガリーフォールズで各自が選んだアクティビティーに挑戦です。私が同行したのは、マンガリーフォールズ内でのランドスライダーや、筏作り、アーチェリー、チーム対抗のアスレチックです。チーム対抗のアクテビティーでは、オージの女性インストラクターが参加者を大いに盛り上げてくれて、草原や湖を利用した障害物競争ではチームの和が直ぐに出来上がり、生徒の団結力の素晴らしさを感じました。

 

DSCN1695_R.JPGDSCF1067_R.JPGDSCN1702_R.JPGDSCF1037_R.JPG DSCN1685_R.JPG

DSCF1053_R.JPGDSCN1715_R.JPGDSCN1826_R.JPGDSCN1792_R.JPG

 

 

夕方望者で、カモノハシを見に行きました。哺乳類でありながら、卵の殻をかぶった胎児を産卵する希少な有袋類です。警戒心が強く、声や足音で人間の気配を感じると、水中に潜ってなかなか姿を見せてくれませんでしたが、何度か水面に上がってくる姿をほんの少しだけ目にすることができました。

 

 

DSCN1855_R.JPGDSCN1863_R.JPG DSCN1858_R.JPG

 

 

夕食後は世界遺産のツチボタルを見に行きました。懐中電灯で照らすとツチボタルは死んでしまいます。生息地の近くまで坂道を下り、河原の近くで懐中電灯を消して、真っ暗の中生息地まで、みんなで手をつないでそっと見に行きました。斜面に光る幻想的な光はとても神秘的でした。さらに蛍も飛来しており、一本の木に群れをなして同時にホタルが点滅を繰り返す、蛍ツリーも見ることができ、さらにその背後には満点の星空と銀河です。自然の神秘とその美しさはとても言葉では表現できません。みんなの目に焼きついたその光景は一生の宝物になったはずです。

いよいよ明日は世界遺産のグレートバリアリーフにあるグリーン島を目指します。満点の星空の流れ星を数えながら、マンガリーフォールズに感謝し、それぞれのコテージが深い眠りにつきました。