「人間万事塞翁が馬」山中伸弥教授がお薦めです。

 私は、iPS細胞を発見した山中伸弥教授が大好きです。尊敬しています。今回、山中教授がコロナウイルスについてホームページを開設されました。自己紹介「幹細胞の研究者です。感染症や公衆衛生の専門家ではありません。しかし甲子園の中止が決まった時の高校生の立派な対応をみて、心が震えました。新型コロナウイルスに対して、医学研究者として出来る貢献を少しでもしたいと思います。」とのことです。コラムとしてこうも書かれています。

「甲子園中止の本当の理由」3月11日、春の高校野球を中止するという衝撃のニュースが駆け巡りました。中止の報を受け、選手たちは「辛いけど、こんな状況だから仕方ない。夏に向けて頑張る」と涙をこらえながら答えていました。彼らの潔い受け答えを見て私は涙を禁じえませんでした。主催者は「選手の安全を最優先に考え苦渋の決断をした」と理由を述べました。しかし、もし世の中に高校生しかいなかったら、高校野球も他の競技も中止になっていないと思います。高校生は新型コロナウイルスに感染してもほとんどの場合、風邪程度の症状しか出ません。高校野球が中止になったのは、選手の安全はもちろんですが、選手の周囲の高齢者を守り、さらには、感染者が急増して医療や社会が破綻するのを防ぐためです。選手は、周囲や社会のために自分たちの夢を犠牲にしてくれているのです。私たち大人も、彼らを見習って、力を合わせて、国難とも言える状況に対応しなければなりません。そのためには新型コロナウイルスの特徴を理解する必要があります。風邪やインフルエンザの流行では甲子園は中止になりません。新型コロナウイルスは何が違うのでしょうか?

どうぞ良かったら、このHPを「お気に入り登録されたらどうでしょうか」勉強になってます。

【山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信】

★もうひとつ、もしまだだったらご覧いただきたい動画があります。山中教授が近畿大学の卒業式で講演されたものです。「人間万事塞翁が馬」厳しい毎日をどう捉えるか。ヒントになると思いますよ。よろしければ。

【近畿大学卒業式講演】

https://youtu.be/m0OqmlwJfMI