はやぶさ２
2003年5月9日、今の70期・高校2年生が生まれた時に飛び立ったのが小惑星探査機はやぶさ。
はやぶさは、数々のトラブルに見舞われます。姿勢制御装置の故障、燃料漏れによる部位全損、イオンエンジンの停止、そして一カ月以上も続いた通信途絶。直線3億キロ彼方の宇宙で、一か月も通信が途絶えたら、もう駄目だと思っても不思議ではありません、それでも皆の懸命の頑張りで奇跡の復活を遂げ、小惑星イトカワから地表のサンプルを持ち帰りました。皆さんが小学生になった頃、2010年の話です。その復活ドラマに日本中が沸きました。そしてその4年後に、今度ははやぶさ２が小惑星リュウグウに向けて飛び立ちます。（6年前、まだ皆さんは小学生ですね）
JAXAの情報によると、今回のはやぶさ２は、航行距離約52億キロで往復遅延時間は１秒だったそうです。1秒！！ はやぶさの痛みを糧に、素晴らしいリベンジを果たしました。とても感動しました。そして地球にお土産を届けたはやぶさ２は、再び宇宙の旅に出て次の小惑星に向かいました。次の小惑星1998KY26は、自転周期がわずか10.7分というまたまた挑戦心をそそられる小惑星のようです。到着するのは11年後、2031年の予定。その時皆さんは、すでに社会の第一線で大活躍している頃ですね。家族も増えているかもしれません。やはり宇宙は夢とロマンに満ちています。
10年前に流行ったはやぶさのテーマをご覧下さい。
【はやぶさ】初音ミク
https://www.youtube.com/watch?v=OoBW-uhia9A
★金曜日には、生徒に見てほしい「YouTube」を紹介していきたいと思います。学校の育成生徒像である「Challenge and Hospitality」＝「登美高生は強いから優しい」という表現に沿う形のものを紹介しますので、週末、何分か、時間をお貸しください。