11月21日(木)、2年「論理国語」において初任者研究授業が行われました。本校では、11月を授業見学月間として授業充実の取り組みを行っています。各先生方が、授業観察シートを活用して相互に授業見学を行うことで授業向上に取り組んでいます。「主体的・対話的で深い学び」の授業をめざして「視覚化・構造化・協働化」を意識し、授業を展開しています。
評論文「芸術も科学も「別世界」を見せる」を題材として取り組んでいました。本時は、前半のまとめとして、「芸術はどのようにして「別世界」を見せるか?」をテーマとして具体例をグループごとに発表しました。
後半は、評論文の後半部分の始めの部分を読み、前半の内容とのつながりを考えていきました。担当の先生からは、文中の「神権や王権に深く結びついた魔術とは?」の問いが与えられ、ペアワークを通して考えを深めていきました。
「芸術はどのようにして「別世界」を見せるか?」を問いとして、具体例を調べ発表することで内容の深い理解につながったことと思います。主体的・対話的に学びを深めていく生徒たちのいきいきとした表情が、印象的でした。
放課後に研究協議が行われました。先輩の先生方から様々な指導・助言がありました。初任者の先生にとって、今後の授業充実に向けて貴重な時間となったことと思います。