6月6日(水) 「金星の太陽面通過」観測会開催

先日の金環日食につづく天体ショーである「金星の太陽面通過」の観測会が、始業前の7時半ごろからと、2・3時限めの15分休憩時、そして昼休み時間に、本館と体育館の2階渡り廊下において行われました。わたしも昼休みのおわりごろに参加しましたが、望遠鏡をとおして、みごとな金星の太陽面通過をみることができました。金星の太陽面通過は、太陽を回る金星の軌道が、地球の軌道から約3、4度傾いているため、太陽・金星・地球が一直線に並ぶことはきわめてまれで、8年、105年半、121年半の間隔で起るとのとのことです。前回は8年前の2004年6月に起きましたが、このときは途中で日没を迎えました。次回は105年後の2117年12月11日です。「日面経過」ともいうそうです。また、水星も、金星と同じく地球より内の軌道を回っているため、「水星の太陽面通過」もあります。こちらは3年半、9年半、13年などの間隔で起り、前回は2006年11月、次回は2016年5月とのことです。

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