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槻の木NEXT STAGE -海外の高校生と英語でWeb交流しよう!-

6月19日(土)に槻の木NEXT STAGE「海外の高校生と英語でWeb交流しよう!」というイベントを行いました。Web交流の相手校は、台湾のYang Ming Senior High Schoolの1年生の皆さんでした。交流の内容は、Google Meetを使用して、自己紹介や学校紹介、学校生活について話すというものでした。このWeb交流に向け、私たちは事前研修を2度行いました。交流相手の皆さんに話が伝わりやすくなるよう、より興味を持ってもらえるようにパワーポイントを作ったり、写真や動画を準備したり、イラストを描いたりして生徒たちはそれぞれアイディアを振り絞って工夫しました。そして、いざ交流をする際に、英単語や文法がわからず、何と言ったらいいかわからなくて困るといったことがないよう、自分が話したいことをあらかじめ英語で書き留めるなどの準備をしました。また、本校ではWeb交流自体が初めての試みだったため、本校の生徒同士でWeb上の問題なくやり取りできるか、相手校とも問題なくやり取りできるかなど何度も事前にテストを重ねました。

さて、いよいよWeb交流の日がやってきました。まずは、参加者全体の挨拶から始まりました。その後、小グループに分かれての交流のはずが...いきなりWeb上での交流が途絶えてしまいました。あれほど準備をしたはずなのに、どうしてこんなことになってしまったのか、担当の教員たちは問題解決のために奔走しました。その結果、40分以上経ってから、相手校の担当の先生とWeb上の問題を共有することができ、生徒たちはWeb上のそれぞれの部屋で出会うことができました。待ち時間が長時間に及び、生徒たちのモチベーションが下がってしまったのではないかとハラハラしましたが、交流が始まりしばらくすると、生徒たちが満面の笑顔で相手校の生徒の皆さんと交流している姿を目の当たりにしました。みんな普段の授業で学んだ知識を使って一生懸命英語で交流していました。しばらくすると、楽しそうな笑い声が聞こえてきました。

Web上のトラブルはありましたが、今回の交流は大成功だったと思います。担当教員たちがトラブルの解決に当たっている間も、生徒たちはとても落ち着いた様子で辛抱強く待ってくれていました。「さすが槻の木生!」と私たち教員は生徒たちのことを改めて誇らしく思いました。交流が終了してからも両校の生徒たちは連絡先を交換するなどして、更なる交流を深めているようで、これからもこの縁を大切にしていって欲しいと願っています。

参加した生徒の声

コロナ禍で海外に行くことができなくても、台湾の高校生と話したりインスタグラムを交換したりできて、新しい繋がりが生まれて嬉しかったです。1時間も英語で話す機会なんてそうそうないと思うので、とても良い経験でした。また、40分くらいフリートークができたので、想定していたよりも台湾のことを知ることができたし、台湾の子たちも日本のことを知ろうと沢山質問してくれて良かったです。台湾の子たちは、私がビオラを弾けることや、タイに行ったことがあることに興味を持ってくれました。1年生の時、ある先生が「勉強も大事やけど趣味とか自分のこととか会話の種になることを沢山つくってね」とおっしゃったのを思い出し、2年間で成長したなと実感しました。こんなに貴重な経験ができるのなら、もっと多くの生徒にこのWeb交流に参加して欲しいです。海外研修に行けない間、ぜひ今後も定期的に開催して欲しいです。