タイ研修旅行最終日

最終日は、登校後Ankalungというタイ楽器の演奏体験をさせていただきました。この楽器の特徴は、なんと「1つの楽器で1つの音だけを演奏する」ということです。つまり「ド」の音だけを演奏する人、「レ」の音だけを演奏する人がいて、複数人でメロティーを作り上げていくのです。今までこのような楽器に出会ったことがなく、生徒たちはびっくりです。演奏するのにチームワークがとても重要となってきます。

演奏体験後は、体育大会に参加しました。体育大会の中で、ソーラン節を披露する機会をいただきました。まずはソーラン節がどのような踊りであるかを英語で説明してから、踊り始めました。しばらくすると、ものすごい歓声が聞こえてきました。その声がとても大きく温かかったので、私たちはみんなとてもうれしい気持ちになりました。ルンアルン学園の方々がどれほど私たちを歓迎してくれているのかが伝わってきて感動しました!

ソーラン節を披露した後は、体育大会の競技に参加しました。袋の中に入ってピョンピョン飛んだり、くねくね床を這ったり、跳ね上がったりしてゴールへ向かいます。それぞれゴールへと向かう姿がとても個性的でみんなで大笑いしました。ルンアルン学園の生徒たちはとてもユーモアがありました。

体育大会に参加してからは、日本についてのプレゼンテーションの続きをしました。まずは、日本のポップカルチャーについてのプレゼンテーションをしました。アニメやマンガ、カラオケなどについてです。日本のアニメはタイでもとても人気があり、おなじみのキャラクターが登場すると、タイの生徒たちの顔に笑顔があふれてきました。日本の歌を紹介する時には、日本で流行した恋ダンスやU.S.Aのダンスを一緒に踊り、とても盛り上がりました。その他にも槻の木生の1日、温泉、お正月、お節料理、着物、今昔遊びなどについて紹介し、みんなでけん玉をした時、タイの生徒たちは苦戦しながらも楽しんでくれました。

プレゼンテーション終了後、学校で記念撮影し、スワンナプーム空港へと向かいました。なんとルンアルン学園の生徒たちも空港についてきてくれました。お別れの時間がきても、みんな名残惜しくてなかなか離れられません。最後に何度も写真を撮ったり、ハイタッチをしたり、挨拶をしてからお別れしました。

今回の研修旅行は生徒達にとって一生の財産になると信じています。生徒達には、この縁を大切にしてこれからもルンアルン学園の生徒たちとの交流を続けてほしいと願っています。ルンアルン学園の皆さん、人生でなかなか体験できないような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。今度は4月に皆さんが大阪に来られるのを楽しみに待っています!

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