前期始業式

 平成29年4月10日(月)、体育館で前期始業式を行いました。まず、新入生を迎えて、対面式が行われ、晴れて全学年が集合した後、始業式を始めました。 校長挨拶は下記の通りです。

 皆さん、おはようございます。ただいま、新入生を迎えて全学年が揃いました。2年生、3年生も対面式の事は覚えていると思いますが、時の経つのは早いですね。前期始業式なので、本年度の目標などお話ししたいのですが、その前に昨年度を振り返りたいと思います。

 この場にはいませんが、卒業生はそれぞれしっかり進路実現をしてくれました。希望していた大学や希望以上の大学に進学してくれました。槻の木高校の進路実績も大きく伸びました。さらに、嬉しかったのは学年が「受験は団体戦」を戦ってくれた事です。本校のスローガンである「受験は団体戦」とは何なのか?それは、クラス全体で集中した授業をする事です。一番大切なのは授業や講習なのです。お互いに妥協のない、ひたむきな授業態度はお互いに共鳴しあい、1+1=2ではなく、数倍の力になるのです。それが団体戦であるという事です。授業や講習への姿勢が「受験は団体戦」の意味なのです。

 また、各学年から後輩へアドバイスを残してくれていますが、最初の質問が勉強などで最も役に立った事です。例年は土曜講習や一日勉強会やシス単などがあがりますが、3年生は、英語の週テストあげてくれました。昨年度、2年生から始めましたが、毎週月曜日に行われる英語のテストです。プレッシャーにもなるし、最初はうんざりしたかもしれない。しかし、1年通しで行うと、力がついた。英語の全国模試の偏差値もあがりました。皆さんが頑張り、皆さんは力がついた事を実感し、やり方に納得し、自信になった。この方法は、どの教科、科目にも通じます。ある種の勉強のコツをつかんだのかもしれない。その調子で、今年さらに進路実現してほしいと思います。

 2年生は、どの学年にも引けを取らない学力があります。さらに、部活動加入率が高く、「槻の木NEXT STAGE」の参加者も多い。知的好奇心があり、行動力がある。2年になり、3年によって基盤を作ってくれた週テストが始まります。ひたむきに取組めば、2年生の学力は飛躍的に伸びると思います。皆さんには、それだけの力がある。また、引き続き、部活動、学校行事、「槻の木NEXT STAGE」の中心で頑張ってもらいたいと思います。

 新入生は、今3年生2年生に話した内容は置いておいてください。まず、学校に慣れてほしいと思います。本校のやり方は、学びの習慣化です。特別な力がなくても出来るのです。ただ、毎日短時間の勉強の習慣化は、最初なかなか苦しいと思います。しかし、習慣ですので一たび身につくと後は簡単です。その学びの習慣をつけてもらいたい。また、部活動や学校行事や「槻の木NEXT STAGE」でも頑張ってください。

 最後に、全学年に言いたい事ですが、まず目標をしっかり定める事が重要です。人間は、想像した事を実現してきました。目標も想像力です。しっかり、何になりたいのか、自分が将来どのようになっているのか想像してください。後は、そのプロセスがしっかりしていれば、必ず実現します。皆さんが、今年目標の実現がなされる事を期待して、私からの挨拶とします。(以上)

 この後、新転任の先生方の紹介がありました。また、タイの姉妹校からの交流生3名の紹介を行いました。交流生は、本校の制服を着用して、明日から約2週間ほど本校授業を受ける予定になっています。最後に、ソフトテニス部とダンス部の表彰がありました。