夏休み後全校集会

 平成27年8月20日(木)1限目に夏休み後全校集会を体育館で行いました。私からの挨拶の要約は下文の通りです。

 

(挨拶 略)

 皆さんが、夏休みの間、夏期講習や部活動で頑張ってくれたことを嬉しく思っています。吹奏楽部などは金賞を受賞してくれました。受賞も嬉しいですが、やはりそれまでのプロセスが重要です。皆さんが、困難に向き合って努力している姿を見て頼もしく嬉しく思いました。

 人は、勉強する・努力する・成長するために、それをやりたいと思う心、動機と言いますが必要です。動機には、四つほどあります。一つは、「面白いからやりたい」というものでクイズ形式で問題を出されると「面白そうなのでやろうかな」と思います。二つ目は、「大事だからやろうかな」というもので小学校の時の九九を覚える時も、それが大事だから覚えようとします。三つ目は、「やりがいがあるから、自信がつくから」というもので、ドリル形式の問題を解くと新たに積み上げっていき、自信がついていきます。ここまでは、小学生あたりまでのやりたいと思う動機ですが、四つ目は少し違い、中学生あたりからのものです。四つ目の動機とは、「しなければならないことは逃げずによろう」というものです。これなどは前の三つと違い、困難に前向きに対処しようとするものです。これをコーピングと言います。たとえば、就職などもそうです。働くのは嫌ですが、「しなければならないことは逃げず、働こうか」と思います。ちょうど、高校生あたりでしょうか。こう考えるとコーピングとは、世の中にある困難なこと理不尽なことと向き合う大人になるための動機と言っていいかもしれません。受験などの進路選択でも、この動機で向き合っている皆さんもいるかもしれません。部活動でも同じです。しなければならないならば逃げずに受けて立ち、強い心で困難に向き合っている。私は、皆さんのそのような姿を見て、頼もしく大人になってくれているなと嬉しく思うのです。夏休みは終わりますが、これからも困難なことにも受けて立ってやると、前向きなコーピングで進路や部活動に向き合ってください。

 

P1080253.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、部活動表彰として、放送部と吹奏楽部が表彰されました。表彰された部員よりお礼の挨拶がありました。

 

P1080264.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、韓国研修旅行の壮行式も行われ、代表生徒より研修旅行への抱負の挨拶がありました。

 

P1080270.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 酷暑、さらに豪雨などもありますが、生徒は地道に努力を積み重ねてくれております。本校では、このようなプロセスを特に大事にしていきたいと思っております。