『後輩たちへのメッセージ』の取組み

 今回「後輩たちへのメッセージ」の取組みで、卒業生から在校生へ、「槻の木高校で学んだ事」、「現在の状況」、「後輩へ伝えたい事」などをメッセージ形式にして冊子で発行しました。本校は、創立13周年の若い学校です。1期生の卒業生でも社会経験が少ない中、最前線で頑張り、辛いことも多いと思われます。そんな時に、高校時代を振り返り、もう一度気持ちを奮い立たたせて頂いたらと思います。また、在校生も先輩たちの貴重な経験や社会での知恵を知る機会になります。この取り組みで、卒業生や在校生、全ての槻の木生にとって、これからの社会を切り開く事ができるエールになればと思います。

 また、冊子を発行するだけでなく、在校生を前にして卒業生が直接に講演をする機会を設けました。平成28年1月18日(木)6限に在校生は体育館に集まり、卒業生の前田拓也さんから講演していただきました。前田さんは、本校4期生で在学中は硬式野球部で副キャプテン、部活動一途だったそうです。その後、立命館大学経済学部に進学されましたが、その後、進路に悩まれたそうです。しかし、アメリカや中国に留学することで世界で活躍できるビジネスパーソンになりたいと決意し、三井物産に入社されました。入社後は、商社マンとして主に中国を中心にアジアの都市開発を手がけられています。

 前田さんの話は、実際の体験から来ていますので、たいへん力強く、説得力がありました。講演終了後も、多くの在校生から質問があり、在校生の心に届いた良い講演だったと思います。これからもお体をご自愛されて、グローバル人材としてご活躍ください。

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私から講師の前田さんを紹介しました。

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元気をいただきました。