先週の6月28日(金)より始まりました1学期期末考査も今日が最終日です。
時代の変化と共に定期考査のそのものの存在意義が問われつつある昨今、それでもやはり一定の意義はあると思います。1つは学んだ知識の定着を確認する、というものです。他にも、作問者の意図にもよりますが、学んだ知識を適切に活用できるのかを確認する、という側面もあるでしょう。とにかく自分の現在地(学んだ知識に関する)を知る手段として定期考査は有用であると言えます。
さて、定期考査となると、ともすれば短期記憶=暗記に依存しがちです。勿論、暗記することもあながち無駄とは言えません。ただ、この暗記という行為をより良いものにするのが反復だと思います。さらに言えば、計画性をもって反復に取り組めば、暗記した知識を単なる短期記憶から長期記憶へと移送できるはずです。
ところで定期考査と言えば、基準点(いわゆる欠点)を越えれば満足だ、という人もいるかも知れません。そうではなく、いつも自分史上最高をめざす、という志を是非持って欲しいものです。そのためには、考査期間のみではなく、日々の授業に誠実に取り組むことも大切です。
Rome was not built in a day. 是非チャレンジしてください。