昨日は、本校首席1名と総合的な探究の時間の主担の先生と共に、広島に視察に赴きました。
午前は叡啓大学を訪問し、PBLに関して講義していただきました。"親和図法"や"ダブルダイアモンド"など新しいフレームワークをご教示いただきました。我々が取り組んでいるプログラム再構築の方向性に関して的確なアドバイスもいただきました。多くの資料をいただいた後、施設見学も許可してくださいました。私が構想中のラボに関して、沢山アイデアをいただきました。
昼食を挟んで移動し、原爆ドームで黙とうした後、午後は広島市立舟入高校を訪問しました。1時間は通常の授業を見学させていただきました。もう1時間は探究の発表とそれに対するフィードバックを見学させていただきました。そして最後の1時間は舟入高校における探究の変遷、本質について校長先生や主担の方からご教示いただきました。"問い"に対しての思いがひしひしと伝わってきました。これだけでも広島に来て良かったと痛感しました。
参加した2名と、移動の際に色々とまじめな雑談を行いましたが、これも1つの収穫と考えております。さてその今回の収穫ですが、一旦寝かせた後各自でメタ認知を行い、3人集まってリフレクションを行い、そして教職員向けの勉強会的なものを開催したいと思います。我々の3名の中でとどめるのはあまりに惜しい今日の体験をできるだけ多くの教職員に共有してもらいたいのが一番の動機です。
なお、この視察のパターンは、昨年度前任校で実施したもので、非常に好評でした。そこで今年も同様のパターンで実施したのですが、個人的感想ではありますが、昨年以上の収穫を得ることができました。今後も予算と時間が許す限り、先進的な取り組みを行っている高校・大学・諸機関への視察は継続したいと思います。
お忙しいなか、我々を受け入れてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。同行してくれましたお二人の先生方もお疲れ様でした。