本日、2月28日(金)、本校第39回卒業式を挙行いたしました。
保護者の方々をはじめ、39期生を支えてくださった方々のご参加を得て無事、厳粛に挙行することができました。
担任の先生方が一人一人の名前を呼ぶときに、私は壇上で一人一人の顔を見ることができました。非常に感動しました。登校中に会ったことのある生徒、授業見学の際に見たことのある生徒、などなど小さいながらも思い出が蘇ってきました。39期生の皆さんの清々しいを表情をみて本当に幸せな気持ちになりました。
式辞で述べたことを抜粋します。
"皆さんは、このように先行きが不透明で予測不可能な時代、いわゆるVUCA時代を生き抜いていかなければなりません。このVUCA時代においては、正解はなく、より多くの人が納得する答えを見つけ出すことが必要であると言われています。
答えは与えられるものではありません。自分で探してください。仲間と探してください。答えがなければ自分自身で作り上げてください。
ここで、文豪、武者小路実篤の言葉を皆さんに贈ります。「この道より我を生かす道なし この道を歩く」という言葉です。私はこの言葉を「自分で選んだ道を最後まで貫くこと」と解釈しています。どうか皆さんも自分が歩く道を、自分で選んでください。選んだ道に正解・不正解はありません。自分で選んだ道を、自信をもって歩いて行きましょう。"
式辞を書いていてふと気づいたことがあります。これは39期生へのエールにとどまらず、自分自身へのエールであったという事実を。有言実行あるのみです。
素敵な卒業式を作り上げてくださった教職員の皆さん、PTA役員の皆さん、生徒会執行部の諸君、吹奏楽部の諸君、本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。