6月3日(日) 近畿大会予選 第3回戦

 いよいよ本日の最終戦、第3回戦は、会場校でもある大阪緑涼高校との対戦である。常に大阪ベスト4に位置する超強豪校だ。選手たちは試合前の合同練習から圧倒されている。選手の動き、ボールスピード、声の大きさ、どれをとっても大きく違う。3年が引退する大会だというのに、翠翔にこんな試練を与えるのか、と神様に文句を言ってしまいそうな気持ちのまま試合が開始した。

 ○第6試合(VS大阪緑涼高校) 13-25,3-25 で敗退

≪1セット目≫ いきなりサービスエースを決められ、次はレフトからの強打が翠翔コートに突き刺さる。やはり気持ちで圧倒されているようだ。ようやくスイのレフトからの強打が決まり、翠翔の初得点を得たが、その後はミスが2本連続し1-4。しかしここから、センのレフト、相手のフェイント、スイのレフト、相手のレフト、相手のサーブミス、相手の速攻、レンのレフト、相手のレフト2本、サクの速攻、相手のレフトとブロック、スイのレフト2本と続き、8-11。おいおい、3点差はあるものの、強豪相手に素晴らしい試合をやっているではないか。しかし後半は実力の差がくっきりと表れ、1セット目を落としてしまった。負けてしまったが、失点3点得点12点と内容は非常に良かった。

≪2セット目≫ 1セット目は負けたが、内容もムードも非常に良かった。2セット目も頑張ろうと送り出したが、緑涼のコンビバレーの前に翠翔のブロック陣が振り回され、ほぼノーマークでアタックライン上に鋭角な強打を打たれ放題。1セット目とは大違いで、相手のやりたいようにやられっぱなしの惨敗を喫してしまった。

 敗戦後、緑涼監督に挨拶に行ったところ、「2セット目は本気で戦わせてもらいました」との返答をいただいた。試合前は神様を恨んでいたが、この言葉を掛けてもらえるための試練だったんだ。この敗戦で3年生の引退が決定したが、手前味噌ではあるけれども、強豪を本気モードにさせる程のプレーを出し切って引退となった、と考えて良いよね。3年生は、今日に至るまでは色々とあったけれど、最後までよく頑張った。これからは自分の進路実現に向けて頑張ってください。

 最後になりましたが、本日も早朝より応援に来ていただきました部員の保護者の皆様、本当にありがとうございます。特に3年生の保護者、友人の皆様、3年生の活躍はいかがでしたか?彼女たちは今日で引退しますが、翠翔バレー部で培った体力と精神力で、これからの困難も乗り越えて行ってくれると思います。 皆様の長年のご声援とご協力、本当にありがとうございました。これからも翠翔女子バレーボール部をよろしくお願いいたします。

レン、セン、アン、ノン、サク、引退おめでとう。そしてお疲れさま。

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